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ウブ ページ17
A：「…ううん、カズも嬉しいんだと思う。カズの友達はみんなコーヒーなんて飲めりゃいいって人ばっかだから(笑)」
美羽さんはふふっと笑って、
美羽：「あー…そう言えば昨日後輩の仕事ミスのフォローで泊まるって言ってたなぁ…。和也、なんとかなったの？」
美羽さんがカウンターの向こうのカズに話しかけると話半分でカズが答えた。
和也：「…まぁな。知念のヤツにボーナス入ったら焼肉奢らせる。…で、これなんか80年代もので、」
雅紀：「ほぉぉぉー」
A：「………。」
.
.
.
その日は。
家を一通り見てから夕飯にみんなでお好み焼きをうちでやって。
雅紀も美羽さんもすっかりうちが気に入ったようだった。
2人が帰った後、食器を洗ってた私の隣にカズが来た。
和也：「拭くよ。」
言って 私の洗った食器を手に取る。
和也：「Aが嫌ならやめよ。」
A：「………。」
カズを見るとカズはちょっと笑って私を見た。
和也：「ご覧の通り美羽は俺らが付き合ってたなんて過去になんのこだわりも持ってない。俺も勿論ない。」
A：「………。」
和也：「でもAが気になるならやめるよ。お前はウブだからな☆」
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作者名：ゆい x他1人 | 作成日時：2018年5月18日 0時
