お前……まさか…… ページ11
『この人……どーしよ…』
硝子は部屋を出ていってしまった。
医務室には私とあの男性(←寝てる)が2人だけ。
相談相手が居ませぬ。
「ん……」
『!?』
ギョッていう効果音が付きそうなくらい驚いた。
目を覚ますなら言ってよ!!言う訳が無いのは解ってるけども!!
「あ、……A？……いや、違うか…ココは呪術廻戦の世界だから居る訳ないよな……」
『!!??』
何て言った!?今、何て言った!?何で私の名前知ってんの!?しかも“呪術廻戦の世界”!?
『え……君も…転生者？』
「!?あ、ハイ…転生者です」
雰囲気と口調…あいつに似てる…
『へー…じゃあ質問2。なんで私の名前を知ってるの？』
「マジで名前、Aだったんだ…知り合いが、貴方に似てたからつい口に出ただけです」
『奇遇だね。私も知り合いが君に似てたんだ』
「………。」
『………。』
「A!?」『カナ!?』
『うわ久しぶり。当たり前だけど顔が変わってるから解らなかったわ。カナも死んだ？』
“カナ”こと叶翔とは、私の腐れ縁である。
前世で家は隣、保育園からの幼馴染、クラスもずっと同じで塾も同じ(親が仕組んでたらしい)。
友からは何度「付き合ったら？」と聞かれた事か…
ちなみに恋愛対象外である。
だって兄弟みたいなかんじだし。
私には推しが居るから(以下略)
叶「それがさぁ、ストーカーに通り魔の如く殺られたんだよなぁ……」
『転○ラかよ』
叶「転生してもオタクは健在か」
『死んだくらいでオタクじゃなくなると思うなよ』
叶「オタクじゃなくなってるっていう可能性を考えた俺がバカだった」
『ところでなんであの学校に居たの？』
しかも死にかけていた。
叶「呪術廻戦の世界に転生する、術式持ち。試してみたくならない？」
『なるね』
叶「だろ？呪霊の気配がしたからあの学校に行ってみたらああなったって訳」
『バッカじゃねぇの？』
叶「それは否定できない…ところで時間軸ってどうなってる？虎杖達の世代？それともさしす？」
『さしすの1年生。でも何故かヒロインが居て悪女が居るんだよね』
叶「お前がぶりっ子悪女か」
『正解だけどなんか苛つく。もう一回昏睡させていい？』
叶「やだ☆」
『キm』
叶「ひでぇ……A、今の階級は？」
『聞いて驚け。カナが居た任務をクリアしたから特級だぜ☆』
叶「ｹｯ、チーター野郎が」
『ええやろ☆』
叶「あ、じゃあA、俺を推薦で高専に入学させる事ってできる？」
◇◇◇◇◇
字数(以下略)
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かりりん - とても面白くて、続きが読みたいです！ (1月17日 23時) (
レス) @page28 id: 69be555326 (このIDを非表示/違反報告)
きょちゃちゃ - 続きみたい...更新楽しみ待ってます！ (2022年12月12日 0時) (レス) @page28 id: a2b9d0ac16 (このIDを非表示/違反報告)
miz(プロフ) - 面白い！続き待ってます!!頑張ってください!! (2022年5月26日 23時) (レス) @page17 id: 3998133425 (このIDを非表示/違反報告)
ぱちゅ - オリフラ立ってるけど大丈夫？(語彙力 (2022年5月24日 20時) (レス) @page15 id: 144f371749 (このIDを非表示/違反報告)
Ruriyuri - とても面白いです!!応援します！ (2022年5月23日 22時) (レス) @page14 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルトリア | 作成日時：2022年5月16日 0時
