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2人 ページ17

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中に入った途端人影が見え走って近づくとその正体がわかった。









『恵…!!と、ゆう…じ…?』









恵と悠仁の2人なんだけど、外見が悠仁じゃない。

刺青で、上の服を着ていない。









「Aさん…!なんでここに」


『話はあと。
で?何この状況。悠仁…じゃないね』


「ケヒッなんだ、女か?」


『どーみたって可愛い可愛い乙女でしょーが』









男に見えたら逆にすごいと思うんだけど。









『で、アンタ宿儺でしょ?
悠仁と早く変われよ』


「ヤツなら戻らん」


『は?どういうこと』









視線を悠仁…、否宿儺から恵にうつす。



悠仁を人質にとってるらしい。









『早く心臓を戻しなよって言いたいところだけど、簡単に戻してくれるわけないよね、呪いの王が』


「わかってるじゃないか。女」









ケヒヒッと馬鹿にした笑いを浮かべるコイツは、あの白髪野郎並みにムカつく。







さて、どうしようか。







恵は疲れもある、そんな中でコイツと戦えないか。









『よし、恵、アンタは早く逃げな
私がやる』


「嫌です」


『そっか、わかった…ってなるわけないでしょ?!
早く行ってよ!格好もつかないでしょ??!』









折角先生ぽいことできたのに…、と落ち込む。









「俺も呪術師です。
戦わなきゃいけない」







真っ直ぐに見つめる恵に少し圧倒された。









『ふっ、そっか。
じゃあ2人でやろう』


「はい」









ふぅ、と息を吐き私と恵は宿儺身体を向け、臨戦態勢は入る。









「折角外に出たんだ。
広く使おう」









宿儺が喋った瞬間、鵺を飛ばし己も近づく恵を確認し、私は宿儺に意識を向ける。









"動くな"









「ッ…」


『呪いの王にも効くんだね』









宿儺が止まったのを目視し、私も生身で宿儺に近づき、お腹に蹴りを入れる。









「もっと呪いをこめろ」


『っぶな…!』









私に蹴りを返そうとする宿儺を避け、また意識を集中させる。









"炎毒"









「熱いな」


『そーいう術式なんでね…!』









私に意識が変わった宿儺。









『恵、今』









"大蛇"









宿儺を軽々と持ち上げ、鵺が宿儺の方へ向かうのを横目に少しよろける。









『はぁっ…、う"っ』









吐き気、頭痛が私を襲う





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土下座※作者です読んでください→←呪考



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なち(プロフ) - 楽しい作品読ませていただいてます!ありがとうございます。本当ならここで作品の感想とか書くのでしょうが、頭痛の表現がめちゃくちゃ共感してしまい衝動的にコメントしてます。。除夜の鐘を鳴らされてる気分本当に共感しかないです!これからも読ませていただきます! (12月3日 0時) (レス) @page29 id: 95ed38705c (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - リサっペさん» 返信遅くなり、大変申し訳ありません。続編はこちらの都合上削除させていただきました。更新がうまくできておらず、URLが貼られている状態になっていました。申し訳ありませんでした。 (2021年6月26日 19時) (レス) id: 467d149bfa (このIDを非表示/違反報告)
リサっペ(プロフ) - 続編のUR Lとべません!! (2021年6月6日 21時) (レス) id: 8897e851e9 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 黒蝶 かぐやさん» 返信遅くなり申し訳ありません…!!なるほど!めちゃくちゃ良い案ありがとうございます…!!!使う機会がありましたら使わせていただきます(_ _)ありがとうございました〜! (2021年4月17日 15時) (レス) id: 467d149bfa (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 かぐや - すいません。色々と考えてみたんですが、火を使っているとのことなので...こんな感じです。  (2021年4月2日 10時) (レス) id: 57d0ae7b34 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しずく | 作成日時:2021年2月15日 19時

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