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君と聖なる夜を ページ17

今日の日付は12月23日。

世界中の人々がソワソワと心を踊らせる頃だろう。
なんと言っても年に1度のクリスマスが近づいているからだ。




太「今年はサンタさんに何をお願いするんだい?」


「うーん、なんだろ…」




子供らしくサンタさんの存在を信じているかのように振る舞っているが、前世でサンタさんが誰かハッキリと判らされてしまっている。




「あ、カメラ!カメラがほしい」


太「カメラ?」


「うん」


太「何でカメラが欲しいんだい?」




Aがカメラを欲しい理由。
それは過去を遡る事になる。




「まだポートマフィアにいた時に織田作と安吾さんと一緒にさつえーしたでしょ?あれをもう1回やりたい」


太「懐かしいね」




織田が死ぬ数日前も太宰、A、織田、安吾の4人で一緒に写真を撮った。
その写真を今でもAは大事に持っている。御守りのように。




「パパ、カメラがいいな」


太「何で私に頼むんだい?サンタさんに頼まないと」


「はーい!」




Aはサンタさんが居ないことは既に承知しているが、クリスマスは楽しみだ。

太宰に言われた通り、手紙にカメラが欲しいと書き込んだ。




「画質とかが最高のものじゃないとね」


太「欲が多いよ」




手紙には高画質、防水機能などが着いているものでお願いしますと書かれていた。




「当日はツリー見て、ベイリーをサンタさんのお洋服着させて、探偵社のみんなとパーティーするでしょ?あ、パパ、チキン食べれるよ!パパはワインとか?ぼくはジュースとアイス!」


太「はいはい、食べたいものいっぱいあるのは判ったよ」


「ほんとにわかってる?」




はいはいと適当な返事を打ちながら太宰はクリスマスで浮かれているAの姿を見つめた。

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ただのバカです - 早く夢主君が大人になったところみたい···。続き楽しみに待ってます。 (2023年1月10日 22時) (レス) id: 37480b1f74 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫 - 安心して下さい。待ちます!楽しみしています。 (2021年10月4日 23時) (レス) id: ae77e7925b (このIDを非表示/違反報告)
ルキ(プロフ) - 探偵社編に行くの楽しみに待ってます! (2021年9月26日 1時) (レス) @page12 id: 4bc5339911 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー(プロフ) - 文スト大好きさん» ありがとうございます! (2021年9月15日 10時) (レス) id: d942560228 (このIDを非表示/違反報告)
文スト大好き - はい!楽しみに待っていますね! (2021年9月14日 21時) (レス) id: eae667bbac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:スワ | 作成日時:2021年6月21日 16時

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