水も滴る ページ16
Asied
『ゴホッゴホッ』
鏡花...無事は確認できたから一先ず安心だ。
芥川のところの行かなくちゃ...
ずぶ濡れの着物のまま、芥川の元へと急いだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〜拠点〜
『芥川〜どこだい?』
部下によると、芥川は地下に居るそうだ
着物のままだ
とりあえず報告しないと...
『芥川〜』
いた。芥川だけじゃなくて、会いたくない人も
「やぁA。何日かぶりだね。」
『に、兄さん...なんでいるんだよ...』
「鏡花が捕まえた。」
芥川がいう
『鏡花凄っ!』
「で、作戦はどうなった。」
『順調だよ。前に、鏡花に発信器付けたって言ってたよね?って...兄さんいるからあんまり喋れないけど...』
「あぁ。様子を伺ってから作戦を実行するか。」
『うん。人虎のお陰もあって、鏡花は無事だからね。』
「あのさぁ。」
兄さんが口を開く。
「君たち普通に話してるけど、Aずぶ濡れだよ。水も滴るいい女だね!」
は?何をおっしゃっているのかよくわかりませんが...
『あぁ。これは、橋から落ちたからだよ。能力が発動出来なくってね。』
色々あって...っと付け加え、兄さんと芥川に説明。
「相変わらず、そのペンダント兼かんざし使ってるんだね」
『あぁ。これ?』
私が今つけているかんざしは、黒い天然石スキャポライトがついている。普段はペンダントとしてつけている。
「何時見ても、芥川君の瞳みたいだね」
嫌みのようにいってくるが、別に嫌だと思わない。
『あっそう。』
「その、真っ黒なのに光の中り方で不思議な輝きを放つあたり、芥川君にそっくりだ。」
『誉め言葉として受け取っとく。』
よく見ると、兄さんには殴られたような痕がある
『芥川、兄さんのこと殴った?』
「あぁ。」
まあいいや。←
『私も一発お見舞いしていい?』
「僕は良い。」
『じゃあいいね!』
「えっちょっと待ってよ!」
『早急腹立ったから』
「えっ何時さ?謝るから殴るのだけは勘弁してください!」
『殴らないよ。ていうか、どんだけ嫌なんだよ。私に殴られるの。』
「だって、痛いんだよ。Aの打拳〜」
ガンッ
「っ〜何すんのさ!」
『蹴り。』
「真顔でそんなこと言わないで!!」
『私寒いし、姐さんのところに行かなきゃいけないから行くね』
「あとは任せろ。」
『うん。』
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赤峰和華(プロフ) - まゆさん» ありがとうございます!続編に行ったので、どうぞそちらでもよろしくお願いします! (2018年5月20日 23時) (レス) id: 7df9df7e82 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 初めまして、こんばんは! とっても素敵なお話で凄く大好きです。 更新を楽しみに待ってます! (2018年5月20日 22時) (レス) id: c491a96770 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤峰和華 | 作成日時:2018年4月5日 1時