新たな相棒はあいつの妹 (ページ10)

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破滅の美と汚濁ページ10

本編の前にお知らせ

Aさんの能力の覚醒状態の名前をちょっと変えました「滅びの美」から「破滅の美」に変わりました

あとなんか汚濁みたいに覚醒の台詞をつけました！

ではどうぞ

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太宰sied

あぁ二人も止めなきゃいけないのか

でもAのこれについていけるのは汚濁だけだ。

きっとすぐに解除してもAはもう一度破滅の美を発動させるだろう。

そんなことになっては、彼女は死ぬ。

中也の汚濁よりも体力がいるから二回も立て続けに使えば、余裕で死ねる。

お互い自我がないのになぜか破滅の美と汚濁は息ぴったりに動く。

異能力同士の相性がいいのか破壊し合うことはない。

敵は秒で片付く。

却説、私もそろそろいくか

「はい、二人ともそこまで。」

「...ﾊｧﾊｧ...終わっ...たのか...？」

『ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ...』

「おい...太宰...Aは......平気か？」

「あぁ、多分ね。大丈夫かA？」

『私は...また......』

「A、落ち着くんだ。私達は平気だから。」

『中也...生きてる...？』

「あぁ、だから落ち着け。」

『また、また使わせちゃった...私のせいでまた...傷つけた...また...また...‼』

「A‼ いいか、よく聞け。落ち着くんだ。お前のせいじゃない。それに、中也は自分から汚濁を使った。お前は関係ない。」

『兄さん...？私は、守れた？』

「あぁだからゆっくり休もう」

「ほら、中也。私は二人もおぶれないよ～」

「手前...この状況でよく言えたな...」

「しょうがない。部下を呼ぶか。」

お疲れ、二人とも。