新たな相棒はあいつの妹

たまには ページ44

Asied


仕事が終わって、帰ってきました。


最近、忙しすぎて構ってもらえません...


そして、いつもやられっぱなしで、なんかムカつくので、今日は...「中也を動揺させて、構って貰おう大作戦」をたてたいと思います！


えっ、名前がダサい？分かりやすいからいいのさ


どうしたら困ってくれるかな〜


あっ、たまには私からイチャイチャしたりしたら、動揺してくれるかな〜


ﾌﾌﾌｯ楽しみだな〜


今の私は、きっと凄く悪い顔をしている。


「どうしたんだ？」


あっ、見られてました？


『いや〜久しぶりに敵をぶっ飛ばした上に、双黒を越えるって言われたから気分が良いのだよ〜』


「なんか太宰に似てきたな」


『えっ嫌だ。止めよう、このしゃべり方。』


「そうしてくれ...」


あっ、割りと真面目に思ったんだ


嫌だ、超嫌だ←


素でイチャイチャすんのは、恥ずかしいから、ご飯の後に仕掛けるか...


『中也、ご飯食べよう』


「あぁ、いいぜ」


今日は暑いし、仕掛ける為に、比較的薄着なのだ！


『作り置きで良い？』


てか、おつまみ


「あぁ、そんなに腹へってねぇし、それで良いだろ」


ワインとおつまみを持ってカウンターに置く


カウンターの椅子に座り言った


『今日は此方で食べよう』


隣の椅子を引き、此処に座ってと促すようにたたく


中也が隣に座る


『最近忙しいねぇ』



＿＿＿＿もっと二人の時間が欲しいなぁ＿＿＿



あっ、つい本心が出てしまった


聞こえないよね...？



「そうだなぁ」


今のはどっちに対しての返事かな？


『疲れがちゃんと取れなくて悩ましいわぁ』


探る様に呟く


「俺もだ...」


あぁ、此奴わざとわかんない様に返してんな


ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ


ワインを飲みほし、中也に少し寄りかかる


「...!!...どうした?酔ってんのか？」


あっ、一寸動揺した？


『ん〜どうかなぁ...一寸酔ってるかもなぁ〜』


ｺﾞｸｺﾞｸｺﾞｸ


中也はワインを飲みほし、ソファーに行く


珍しい...中也がワインを一気のみするなんて


何時もなら、ゆっくり飲むのに...


中也がソファーに行ったのを確認し、ゆっくりと私も向かう


『中也...』


後ろから抱き付き、少し色っぽく名前を呼ぶ


「...!!どうしたんだ？」


『此方向いて...』


ふいっと此方を向く中也


チュッ


「...!!」


『好きだよ中也...』


「...っちょっ！Aっどうしたんだよ!?」


あ〜中也が動揺してる


面白いなぁ〜もう!!

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