新たな相棒はあいつの妹

愛情 ページ33

Asied


あぁー平和だな〜


キッチンからはﾄﾝﾄﾝﾄﾝﾄﾝｯとテンポ良く野菜を切る音が響く


私はソファーでゆっくりとしている


『中也。今日のメニューは？』


「今日はオムライスだ！」


『本当！中也のオムライス大好き！』


「そりゃぁ良かった。作るかいがあるぜ！」


『じゃあ、今日はこれかな〜』


そういって、ワインセラーからシャンパーニュを取り出す


「そりゃ名案だ！オムライスにはそれが一番合うな！」


私は棚からワイングラスを取り出す


ﾄｸﾄｸと、心地の良い音が聞こえる


「出来たぞ〜」


『はーい！』


二人分のグラスを持って、ダイニングに向かった


『ん〜♪美味しい〜なんで中也のオムライスってこんなに美味しいんだろう？』


「そりゃぁ、愛情が入ってるからな！」


『そっか〜愛情って大事だね〜』


そんな、何気ない会話が大好きだった


こんな平穏な時間が続けばいいのに...


私達はマフィアなので、そうは行かないけれど


『ふふっ大好きだよ中也〜』


「俺は愛してる」


二人共少し酔いが回って、この後も話に花を咲かせていた


疲れが、吹き飛ぶな〜

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