過去編18 ページ36
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数日後
『二人とも今まで看病してくれてありがとう
もう、怪我はほぼ治ったし、ほらこの通り!』
私は傷があった場所を見せた
石川「ばっ馬鹿!見せるんじゃねぇ!」
『馬鹿とは何よ!』
二人には傷が治ったことを見せないときっと外にも出させてくれないだろと思ったから見せたのに…
石川「お、俺達は男なんだから、ふ、服をあんまり捲るな!」
え?
それだけ?
別に啄木と光太郎だし、いいかなって
高村「…はぁー…
とりあえず、服を戻しな」
『う、うん』
高村「とりあえず、傷が治ったことはわかったから任務には行ってもいいけど、気をつけろよ」
『分かってるよ
でも、今日から組む相手の人は太宰君の部下の子なんでしょ
そんなに心配しなくても「それが心配なんだよ!」…え?』
高村「太宰さんの部下…芥川龍之介は相手を必ず殺す。捕虜としてなんか絶対にしない。
こんな感じの子なんだよ
下手したら部下や仲間を殺すかも」
『…大丈夫だよ、私は死なない。
もう、二人とも心配性だなー』
高村「そう…だよな
じゃあ、気をつけて行くんだぞ」
石川「行ってらっしゃい
帰ってきたら白秋の好きな物を作ってやるから楽しみにしとけよ!」
『やったー!!
じゃあ、任務に行ってくるね!』
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時