過去編16 ページ34
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【石川視点】
とりあえず、白秋を布団に寝かせた
高村「で、何があったんだ?」
石川「俺にもよくは分からない
遅いから迎えに行ったら白秋と織田がいた」
高村「…そうか
それにしても、今日は簡単な任務って聞いていたけど」
石川「それがここに帰る途中で聞いた話だが、海辺の倉庫でヤクザが殺されていたらしい
それも、倉庫内で発見されたんじゃなくて、海に浮かんでたみたいだ」
高村「それって…!」
石川「そうだ、白秋の『金魚』…
彼奴の能力だ
証拠としては、相手を自分の空間に閉じ込めた後、相手を殺し、近くの水場に戻す。
そして、相手は金魚が死んだ時のように死んでいる
今回の事件もそんな感じだったらしい」
高村「そう…か…」
石川「まぁ、俺は白秋が無事だったから相手が死のうが関係ない
とりあえず、俺は明日早く首領の所に行って白秋を俺達の班に入れてくれるように頼んでくる」
高村「は…?」
石川「織田の所になんな置けるか
心配で仕方がない
だから、今日は早く寝る」
高村「なら、俺も行く
啄木だけじゃ、不安だから」
石川「…っ、なんだと!」
高村「しーっ!白秋が起きるだろ」
石川「っ!
すまん…。じゃあ、おやすみ」
高村「おやすみ」
こうして俺達は自分の部屋に戻り、寝た。
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作者名:豹犂 | 作成日時:2018年9月28日 20時