【文アル】司書始めました【文スト】

泉鏡花 ページ9

「……ここは一体？」



徳田「鏡花……？


はあ、とんだ手助けだよ…」




泉「秋声ではないですか！

一体どういうことです？



この者達は何なのでしょう！

なんとも汚らわしい……！」




あの方は泉さんだったんだ…

泉さんは確か、徳田さんと同じで尾崎紅葉門下生で、『高野聖』『外科室』を書いた方だよね
本当に有名な文豪ばっかりなんだ…




徳田「詳しいことは後だよ…


あいつらを蹴散らさないことには…」





泉「き、汚い手で触るな！！！」






徳田「どうして君なんかと！」

泉「今はそういうことをいうべき時では……！」



２人とも言い合いながらも敵を蹴散らした

これで、侵蝕者を倒した、んだよね？




徳田「やれやれ、何とか命拾いしたよ…」




泉「…事情はわかりました。

この世界は夢と現実の狭間なのですね」




徳田「ああ、それで僕が一人で戦わされているのさ、酷い話だよ


…戦いに命を賭けるなんて、正直まっぴらごめんだね」





泉「何を言っているのですか秋声！

文学が失われるなどあってはならないこと！


紅葉先生の弟子として、文学で身を立てた者として恥ずかしいとは思わないのですか！」




徳田「……そんなこと、君に言われることじゃないよ」




泉「とにかく戻りましょう

こんな所では話は…」




といい、２人は戻ってきたが…

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