花びら159枚目 ページ9
「わ…香水ですか？」
SJ「うん、桜みたいな香りがするし、そんなに匂いも強くないからAにピッタリだなって思ってさ」
香水を見ながら優しく微笑むソクジンオッパが儚く思えて、少し胸がキュッと締め付けられる。
「…ありがとうございます」
SJ「ううん…でも、今思えばもっと爽やかな匂いの方がAらしいかも」
「…こんな可愛い匂いは似合いませんもんね」
SJ「そ、そういう事じゃなくてっ！」
事実を述べてみたのに、皮肉に聞こえたのか焦っているソクジンオッパ。
なんだかおかしくて、口角が上がってしまう。
TH「はいはーい！！次、俺から！！」
「おぉ…緑だね…」
TH「いひっ」
緑の四角い箱を渡されて、箱を開けてみるとピアスのセットが入っていた。
リングピアスに輪っかが付いていて、細い棒みたいな飾りが十字架をイメージしてるのか、横向きと垂直の向きに付いている。
「…可愛い」
TH「でしょっ！？俺ね、これ見て確信してたんだ、絶対A好みだし似合うだろうなって」
「…私の事、分かり過ぎ」
苦笑しか出て来なくなってしまうが、本当にその通りだ。
多分、あまり行かないアクセサリーショップにこれが置いてあったらすぐ買ってると思う。
TH「Aの好みは把握してるつもりだもん！！」
「…うん、そうだね…ありがと」
JM「ちょ、テヒョナ、僕が渡せないよ〜！」
ギュッと抱き着くテヒョンの頭を撫でていると、ジミンがそう言って来たので離れるようにした。
なんだか拗ねてる様子だったけど、最早デフォなので気にしない。
JM「ふふふっはいっAっ」
「ふふ、ありがとう…黄色って可愛いね…あ、この犬…」
JM「前にケーキで描いてくれたのを真似てみたけど、上手くいかなくて…」
えへへと照れ笑いを浮かべて、後頭部をかいたジミン。
そんなジミンが可愛くて、頭をぐしゃぐしゃに撫でる。
JM「わぁ！ふふっなぁに？」
「…いや、可愛いなって思ってさ」
JM「そんなAは格好良いね？」
「ふふ、ありがとう…これ、口ピ用だけどね」
JM「えっ…！？あ、ご、ごめっ！！！」
「いいよ、その内開けるし」
パッと見は普通のリングピアスに見えるのだが、よくよく見てみると包装の袋に口ピアス用って書いてある。
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秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
