花びら173枚目-YG- ページ23
YGside
Aからの電話があった翌日。
俺達はいつも通り、音楽番組に出たり作業をしたり練習をしたりしていた。
だけど俺の中で胸騒ぎが大きくなるばかりで、いつもよりあまり集中出来ない。
今日はホソク達に気付かれない程度の小さなミスが多い。
何も無いなら良いんだ。
ただ、Aが居るグループのカトクにAにメッセージを送っても1人だけ既読が付かない。
だから、全員途中から集中出来なくなって来てる。
あのホソクでさえもミスをする位だ。
そんな俺達を見ていたマネヒョンに午後の途中から休まされた。
いつもよりもバンの中も、宿舎に着いてからも静かだった。
何も無いまま夜になって、今日が終わろうとしていた時にマネヒョンからソクジニヒョンに電話が入ったらしく、7人のグループカトクにリビングに集まるようにと書いてあった。
リビングに集まるとソクジニヒョンがスピーカーにしてくれた。
SJ「ヒョン、全員集まりましたよ」
MN「…あぁ、急に集まって悪いな」
JM「本当ですよ〜、僕寝ようとしてたんですよ！」
MN「…すまんな、ただ俺にとってもお前達にとっても大事な話があったんだ」
マネヒョンにそう言われた瞬間、全員が息を呑んだ。
ジョングクをチラッと見てみるとパッと見いつも通りだが、唇を噛み締めて少し震えている。
MN「…俺に伝えてくれた代表も声が震えていた位の事だ…」
マネヒョンの深刻そうな声にハッと我に戻る。
MN「Aの事だが」
マネヒョンがそう呟いた瞬間、全員が息をするのも忘れたように静かになった。
俺の心臓の音も段々大きくなっていく。
マネヒョンの暗いトーンの声からして、嫌な予感が当たっている気がする。
MN「…意識不明の重体に陥っている」
BTS「は…？」
覚悟はしてたはずなのに言われると、頭をガツンと殴られたような衝撃が走った。
Aが、意識不明…？
昨日あんなに、堂々と凄い数の人の前でパフォーマンスをして魅了させてたAが…？
それは全員同じようで、衝撃的過ぎたのか口を開いたまま呆然として動かなかった。
マネヒョンは、代表から言われた事を全て話してくれた。
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秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
