#101 意識 ページ21
静かな部屋に一人。
また、急に悲しさが込み上げてきて…
瞳から溢れ出る、熱を帯びたものが頬を伝っていた。
人間関係の事で泣いているなんて、前の私が知ったらどう思うだろう。
…前より自分が弱くなった気がしてならない。
温かいココアでも飲んで暖まろう…
コポコポとお湯を沸騰させながら思う。
もう数時間前からだけど、マサイが帰ってから私が抱えているこの気持ちはなんだろう…?
悲しいような、淋しいような…
それでいて胸が締め付けられるような…
……
マサイの事を考え出したら止まらなくなってしまった…。
A「あ…、っあっっつっ!!」
沸騰し過ぎたお湯が手に掛かってしまった。
急いで冷水で冷やす。
…この、妙なドキドキはなんだろう。
考えたくないけど、もしかして私………
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かれーこ - もし、続きがあるのならば読みたいです! (2019年5月5日 17時) (レス) id: 6209d012cf (このIDを非表示/違反報告)
碧憂(プロフ) - 早く見たいです!! (2018年8月2日 17時) (レス) id: 6d83a8b27a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和菓子系女子 | 作成日時:2018年1月6日 11時