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【7】遅刻 ページ9
ドラコに先程談話室で、こっぴどく叱られたあと疲れてベッドに潜り込んだ。
サボるなだの、体調が悪いのかだのたくさん言われた。
心配してくれるの分かるんだけど段々お父様に似てる気がしてきた…
怒ったあとは頭をぽんぽん、と撫でておやすみ。と言われた。彼は面倒見がいいからそういう事を平気でしてくる。
マルフォイの事は嫌いじゃないけど、人を見下すのをやめればいいのに。
本当は優しくて、素直になれないだけなのに。
_______
あんなことを考えていたらいつの間にか眠りについていた。
今何時だろ…
あー…やばい、寝坊した。
カリーナの置き手紙が置いてあった。
“𝔾𝕦𝕥𝕖𝕟 𝕄𝕠𝕣𝕘𝕖𝕟
可愛い寝顔だったので起こせませんでした♡”
ああ、ふざけてる。
急いで準備したあと占い学の教室に急いで向かう。
まだ間に合う…！
今までにないくらいのダッシュだったので、周りが見えず誰かにぶつかった。
「あっ、ごめ、｣
黒いマント、赤のネクタイ。
グリフィンドール寮の生徒…
もしかして…
「あ…僕こそごめん！！！…げ、A…。」
「……ロン・ウィーズリー」
「なんでフルネーム！？」
そこはハリーじゃないの…？
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作者名：和田 | 作成日時：2023年8月19日 0時
