yellow mimosa. (ページ5)

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【4】意外な組み合わせページ5

「あら！またハリー？どうしたの！」

事務室の先生。
またって…
どんだけ怪我してるんだ？

「すみません、私のこと助けたせいで、かすり傷みたいです。」

「あぁ、ほんとだ。包帯だけでよさそう。不味いジュース飲まなくてよかったねぇ」

そう言って、医務室の先生が引き出しの中から包帯を取り出した。

「は、はい…」

「…ごめん、ポッター。私のこと助けてくれたんでしょ。」

「ん？うん、まぁ、あの下に寝る人なんて中々いないし…」

少し笑った様子でそういった。
…笑顔は子供みたい。

「寝てたんじゃなくて、目を瞑っていたの。」

ムキになってそういった。

「それ、寝てたのと一緒でしょ。笑」

目を見て、初めて会話した。
なんだか恥ずかしい。

「あなたたち寮が違うわよね？グリフィンドールとスリザリンよね、珍しい組み合わせ。」

確かに、マルフォイとハリポッターが仲違いしてるのは有名で、見えない境界線ができてる。
そうこう思っている間にハリーポッターの膝は包帯が巻かれ終わっていた。

「そうだね、話したのは初めてだけど、僕はA話しやすいよ。」

「…ありがとう、ポッター。」

「ふふ、ハリーでいいよ。僕も勝手にAって呼んでたし。」

治療が終わったので医務室から出て少し歩いてた。

あれ、ここからどうすればいいんだ？
…談話室もちがう、
きっと行先だって

一緒にいるところみられたらどうしよう。
だれに、なにいわれるか…

なにか、話題を_____

「この後の予定は？」

ハリーから切り出した。

「あ、特に、ない…」

「じゃあ…散歩でもする？」

…ん？
さんぽ？