yellow mimosa. (ページ19)

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【17】仲直りページ19

「ていうか、ドラコと話してる？」

「はなしてないし、あってない…」

やっぱり…っていいながら難しい表情をするカリーナ。
なんでカリーナ知ってるんだろ？

「なんかね、ドラコが元気ないってさみんな言ってるよ」

う、まあ確かに…
見かけてもため息つく所ばっかりみてるし、そろそろ私も悪いところもあったから謝りにいこうかな。

ドラコは素直じゃないところがあって、小さいころから私から謝ってたなぁ…

「はいはい、仲直りします〜…」

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…気が重いなあ
ドラコが私のとっていない授業を受けてて、終わるまで教室の前で待つ。

もうすぐ、くる。

前は、言い過ぎた。ごめんね。
それだけ言えばいい。
ドラコといえど、謝るのは緊張する。

でも前言ってた、“なんで僕にはそんな顔するんだよ”って深く考えてなかったけど…

どんな顔？
どういう意味だろ？

「A」

「あ…ドラコ」

「…どうした？」

「ひ、さしぶり……」

「おう、久しぶり」

…きまずい

さっき何回も練習したのに…
私も悪かったって言わないと、

「………前のこと気にしないでくれ。」

「え？」

「え」

「まって、ごめん、びっくりして…まさかドラコから言ってくるとは思わなくて…」

「僕のことなんだと思ってるんだよ」

思わず吹き出したように笑うドラコを見て安心した。
私も思わず笑ってしまった。

よかった、前のドラコ。

「なんか痩せた？」

「そうか？」

「うん、大丈夫？」

「…誰かさんのせいで食欲がなくなったもんで。」

「…すみません。」

前みたいにまた話せた。
いつかは話さなきゃいけない。

ハリーと友達になれて、ハリーが好きだってこと
だって家族だし

でもまだいいよね？