女 の 子 【 H S J 】

12 ページ12

山田side








宏「なぁ山田、知念妬いてるっぽいけどー？」






ヒカとご飯を作ってたら不意に言われた台詞。

いやまぁ確かに視線は感じてたけども……
てか可愛すぎやしないかい？(






宏「ニヤけてんぞー」






涼「可愛すぎるわ。ちょっと見てくる」






内心めっちゃ悶えながら(顔にでてる)知念の部屋へ向かう。






ノックをしても返事がない……
寝てんのかな？それとも拗ねてる？
ただ単にご飯作ってただけなんだけどな……笑






涼「入るよー？」






ドアを開けると散らかっている服達、そしてベッドに寄りかかって寝ている知念。
知念の頬には涙が乾いた跡があった。

泣かしちゃったんだ






涼「ごめん」






さっきまで可愛い！とか思ってた自分に腹が立った。知念はこんな想いをしてたのに…

涙の跡をなぞるように頬を撫でるとクリっとしたアーモンド型の瞳が開いた。






侑「ん……りょ、け？」






目をしょぼしょぼさせながら子供みたいに俺の名前を呼んだ。








………………




だぁぁぁぁぁぁぁぁ！
遅くなってすみませんんんん！(土下座)






。

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す