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作法の段 ページ8

某日



貞姫は六年生の 立花仙蔵 に亡き母から教わった作法を教えていた




仙「ありがとう貞姫 おかげで次の女装の実習が上手くいきそうだ」


「いえ、お役に立てて良かったです」

 

作法委員会室でお茶を嗜む二人


仙「それにしてもお前達四年生からは女装の実習の話を聞いた事がないな」



「喜八郎からもですか?」


仙「あぁ、その手の話は聞いた事がないな」



「まぁ何回か実習を行いました」


仙「そうなのか、それで皆上手くやれているのか?」



「上手いも何も…滝夜叉丸、喜八郎、三木ヱ門は元が中性的な顔立ちのせいもあり街へ出るとかなりいや、凄い目立ってそれで…

何か思い出したのか青ざめた顔をする貞姫



仙「ま、まぁ…一年生の頃からお前を含め四年生は皆端正な顔立ちだったからな」


彼女の青ざめた顔で何かを察し苦笑いを浮かべる仙蔵



「あの3人が着物をきて髪を下ろすだけで誰も男だと疑いませんから、ただ」


仙「ただ?」





「上手く行かないんです…」







街へ実習に(タカ丸さん入学前)



平「みろ貞姫!私の女装を!美しいだろ!麗しいだろ!はぁ…美し過ぎて目が眩む」ハッ


「はいはい可愛い可愛い美しい」


持ち物を確認しながら滝夜叉丸の相手も忘れない貞姫



三木「目が霞むの間違えじゃないか?」


喜「今日人が多いねー」



表通りを歩いていると男性が次々と声をかけてくる
(貞姫は男装です))



「君達3人別嬪さんだね〜ナイスガイな私とおちゃでもしないかい?」


「まてまて俺と約束するんだ」


「なんだと?」





囲まれた3人を傍観していると誰かに肩を抱かれた


「可愛い顔をしているな、良かったら私と」


「(あ、男色 だ)」




喜「あのー貞姫 郎に声かけないで下さいー」


ほっぺを膨らませた喜八郎と着物を着てるのにも関わらずズカズカと歩く三木ヱ門と滝夜叉丸がこちらへきた




三木「ちょっと!貞姫郎は私のよ!手を離しなして!」


滝「この中で一番美しい私が貞姫郎と一緒にいるべきだわ!」




「やだあのカッコいい人3人と付き合っているの?」


「浮気よ!浮気したんだわ」ひそひそ


「昼ドラみたい」ひそひそ


「イケメンと美女の喧嘩よ皆んなこっちへきて!」




そんなこんなで街で妙な噂が流れ人々の混乱が起き監視役の先生達が4人を急いで回収した。




仙「…まぁ、お前達だからな」

火縄銃の段→←豆腐小僧の料理の段



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甲賀忍者(プロフ) - ひまわりさん、ありがとうございます!皆で一緒に眠っている絵を描きたくて、少し頑張って描いてみました! (2019年9月2日 2時) (レス) id: f2f8489f7e (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 絵がとても良いですね! (2019年9月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 95ba6bf44c (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - 読者様がいる事に、感謝してます。このような、メッセージ嬉しいです!暇つぶしにでもいいので、これからも読んで頂けたら光栄です! (2019年6月24日 13時) (レス) id: f2f8489f7e (このIDを非表示/違反報告)
467907 - 更新お疲れ様です。続き楽しみにしてます。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甲賀忍者 | 作成日時:2019年6月7日 21時

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