忍術学園の四年生の女の子

団結力って何？の段 ページ43

ある日



個性的だと言われている 四年生は、皆で集まり話し合いをしていた。





滝「今の四年生の課題は、団結力の無さ！らしい。」



田村「確かに、五年生、六年生より団結力が無い事

は認めるが…。」



タカ丸「誰かに、団結力が無いと言われたのか

い〜？」



滝「はい、先生方からこの前の実習の帰り言われた

のです。」



喜「あの実習の日、タカ丸さん 学園長先生のご友人

に髪結いを頼まれて、いなかったですもんね〜。」




『学園に帰ったら、いきなり先生方に囲まれて、

「団結しなさい！」っと言われたんです。』




守「俺達、仲が悪い訳では無いんだけどなー。」



田村「どうして、いきなりあんな事を。」



喜「いきなり言われてもね〜。」




滝「主語もなく、いきなり言われたもんな〜。この

教科が1番の平滝夜叉丸の優秀な頭脳でも分からん

な〜。」


田村「お前の、その自惚れが原因ではないのか

ぁ？」



『小声)ダメダメ。2人とも喧嘩はダメ。

あっ…今団結力あった…？』



喜「今のは、団結力では無いよ〜 個人力だよ〜。

面倒くさい、喧嘩止めたのは偉いけどね〜。」




喜八郎は、貞姫 の頭を撫でた。




守「じゃあさ、じゃあさ、今から、自分達の好きな

事をしてくれば 何か、頭を冷やして考えられるんじ

ゃないのか？」



滝「成る程！じゃあ！私は、 戦輪投げ ！」



田村「じゃあ！私は、 石火矢！」



喜「じゃあ！僕は、穴掘り〜！」



『じゃあ！私は、 剣術…！』



守「じゃあ！俺は、ダジャレを聞きに！ 」



タカ丸「じゃあ！僕は、おばちゃんの髪を結いに！」



滝「では、団結について何か考えが浮かんだらまた

此処に来て、話し合うことにしよう！」



5人 《 賛成ーーー ( ´ ▽ ` )ﾉ ！》



滝「戦輪〜 戦輪〜 。」



喜「穴掘り〜 穴掘り〜 。」



『 剣術〜 剣術〜

今日は、何を斬ろうかな〜。』



田村「 石火矢〜 石火矢〜 。」



守「安藤先生は、どこにいらっしゃるのか〜。

ぷっぷっははははははははははははっつ！！！」



守一郎は、思い出し笑いです (´ཀ` )。




タカ丸「髪結い〜 髪結い〜

どんな髪型にしようかなぁ〜 。」





四年生は、話し合った部屋に来るこ

ともなく、集まることもなかった。




全《 …なにか忘れてることが。

まっ、寝れば思い出すだろう！おやすみzzz。》

花ぶっさ牧之介の段→←合戦、予算会議 終結の段

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す