忍術学園の四年生の女の子

【花紅を渡そうの段６】 ページ29

続き〜




甲賀 貞姫 は、四年い組の部屋で起きた




『あふぁ〜 あれ？ なんでここに…



四年生 全員揃ってるの？』






タカ丸「あっ、起きた 起きたぁ〜 貞姫 ちゃんよ

く眠っていたね〜、おはよう〜！」








滝「全く、皆でお前を探していたんだぞ！」






喜「そしたら、六年生の先輩方が 眠っている

貞姫 を運んで来たんだよ〜」






田村「全く、滝夜叉丸達から探してもいないと言

われ心配したんだぞ」






守「で、貞姫 はどうして六年生の部屋にいたんだ？」






『渡したい物があってお邪魔していたんだ』







『それでね、渡した物ね皆の分も作ったんだ』






貞姫は、布巾着から５つの小物入れを取り出すと

1人1人に渡した






『私が作った、頬紅 と唇紙 だよ

変装の授業の時使って




それとね、滝夜叉丸と三木ヱ門が好きそうな、入れ

物を街で見つけてその中に入れたんだ』







滝「本当だな！！ 私の様に、美しく可憐で綺麗な

入れ物ではないかぁ！



なんて、私に相応(ふさわ)しい！」








田村「何がぁ！！！〈 私の様に美しく可憐で綺麗な

だぁ！〉




この入れ物は、学園のアイドルで可愛らしい 田村 三

木ヱ門が所持するに、相応しい！！！」









〜滝夜叉丸と三木ヱ門が言い合いを始めたので〜






『2人は、後で聞くとして

タカ丸さん 喜八郎 守一郎！ 嬉しい……？』









タカ丸「もちろん！実家の髪結い所に 花紅 が送られ

てくるんだけど、



僕は 貞姫 ちゃんが作ってくれ

た、物の方が綺麗に出来ていると思うなぁ〜」








喜「ありがとう〜大切に使わせてもらうよ」







守「 俺、こうゆうの使った事ないし、貰った事もな

いけど、



忍者の変装の授業の時使えるなんて嬉しいよ！

ありがとう！ 」







『貰ってもらえて、私も嬉しい』
　





貞姫 は、満面の笑みで笑っていた。






喜「貞姫は、素直だね〜嬉しいんだ？ 」








守「あははっ(笑！」

心)かっ可愛い…。////」







タカ丸「守一郎くん、顔少し赤いよ〜」









『 滝夜叉丸と三木ヱ門の言い合いを止めないと』








続きます

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