検索窓
今日:19 hit、昨日:16 hit、合計:233,226 hit

【 続き 】 ページ26

続き〜



八「 おほー 貞姫 待たせたな!皆連れてきたぞ!」




先輩は、私に俺の代わりに虫達に餌をあげてくれて

ありがとうと頭を撫でながら言ってくれた。







『はいっ…!おっつ、役に立てて良かったですっ////。』




真っ直ぐな眼差しと笑顔で、つい照れてしまい大声
になった。







鉢屋「 可愛い奴だな〜 そう硬くなるな(笑」




雷「それで、僕達に渡したい物って?」






『私の手作りの、唇紙 と 頬紅 です。変装や女装の

授業の 際に、よろしかったら使ってください。』






貞姫は、持っていた布製の巾着から可愛い 小物入れを沢山出した。






『あっ、この小物入れは、街の掘り出し物で可

愛い物があったので買ってしまいました。』







五年生は、入れ物を1人1つ手に取り、蓋を開けた








兵「わぁ〜綺麗な色だなぁ〜花紅?



花だけを使って こんなに色が出るのか?」







『はい、濃い色の花を使うと出るんです』






勘「それに、なんだか 可愛い」






鉢屋「おぉー、よく出来てるなぁ〜

持って 来てくれるの楽しみにしていたんだ!」







雷「三郎ってば、毎年楽しみにしてるんだよ!

僕達や先輩、先生方にも渡すために、作ったんでし

ょう?」








雷蔵先輩は、私の頭を撫でてくれた





他の4人の先輩方も頭を撫でてくれた









その後、鉢屋先輩は花の色で染まった私の手をと

って、笑っていた







『ふふッ(笑 絶対 絶対ー!使ってくださいね!』









私は、はっきりした笑顔で言った



貞姫 が、竹谷 八左ヱ門の部屋を出た後









兵「貞姫あんな、嬉しそうに笑ってる所久しぶりに

見たなぁー(笑」






勘「ふっって笑ってたな〜

手をあんなに染めて作ってくれたんだ

大切に使おうぜ!」








雷「そうだね!使うの楽しみだなぁ〜!

ねっ三郎!」







鉢屋「俺は、沢山の色の 頬紅と唇紙 を貰ったから

な。可愛い後輩の手作りだから、もちろん大切に使

うさ!」









五年生は、しばらくの間 貞姫が作った化粧品と


入れ物を見つめながら、ニコニコしていた♪









次は、最高学年です〜!

【花紅を渡そうの段5】→←【花紅を渡そうの段4】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
229人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

甲賀忍者(プロフ) - ひまわりさん、ありがとうございます!皆で一緒に眠っている絵を描きたくて、少し頑張って描いてみました! (2019年9月2日 2時) (レス) id: f2f8489f7e (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり - 絵がとても良いですね! (2019年9月1日 17時) (携帯から) (レス) id: 95ba6bf44c (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - 読者様がいる事に、感謝してます。このような、メッセージ嬉しいです!暇つぶしにでもいいので、これからも読んで頂けたら光栄です! (2019年6月24日 13時) (レス) id: f2f8489f7e (このIDを非表示/違反報告)
467907 - 更新お疲れ様です。続き楽しみにしてます。 (2019年6月24日 12時) (レス) id: b37af81138 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:甲賀忍者 | 作成日時:2019年6月7日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。