kiss me 愛されたくて in × tk (ページ27)

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in side

高木が帰ってこない

何も連絡無しにこんなに遅くなることは無い

何かあったのかな？大丈夫かな？

電話してみようか…

((プルルルプルルルプツっ

in「あ、たかきぃ！遅ぇよなにしてんの？」

ar「もしもし？高木ならいっぱい呑んで寝ちゃったんだ…いのちゃんどした？高木となんか約束でもあったの？」

なんで大ちゃんといんだよ。

何で僕に何も言わずに大ちゃんと呑み行ってんだよ。

in「…」

ar「おーぃ、いのちゃーん？」

in「あ、ん、あ、そーなんだ。いゃ、間違えた！今思い出したらあれだ！約束明日だったわ笑」

ar「あ、そっか！よかった！いのちゃん、今暇？」

in「う、うん暇…だけど…？」

ar「よかった！○○って居酒屋いるからちょっと来てくんない？高木全く起きなくて…僕1人じゃ連れて帰れないから手伝って欲しくて…」

タクシー突っ込めばいい話だろー。

とか思いつつも

色々と高木にイライラしておりますけども

やっぱり少し心配なわけで。。。

in「うん、いいよ。待ってて」

___________________

2人のいる居酒屋に着いたのはいいけど

は？

何で膝枕なんかしてらっしゃるんですか？

完全あてつけだよね？大ちゃん。

ar「あー！いのちゃんごめんね！ありがと！」

in「別にいいけどタクシーにでも突っ込めばよかったのに」

ar「いゃ、それも考えたんだけどタクシー使うほどの距離でもねーしタイミングよくいのちゃんから電話きたし…ね？」

in「そーか」

ar「うん！たかきぃ～歩くよ～はい！立って！」

左に大ちゃん右に僕が肩を組んで高木を支えながら歩く。

ar「いのちゃん、話聞いてくれる？」

in「なにぃ」

ar「僕ね、高木の事が好きなんだ、わかってるよ！男同士だしいのちゃんからしたら気持ち悪いよな…」

え、いゃ、は？

いきなり言ってきたから何も言えず

in「…」

ar「でさ、今日言ったんだ高木にこの気持ち。そしたらさ僕に愛してるよって言ったんだ、キスもしてくれた。まぁ、そのまま寝ちゃったんだけどね笑」

何を言ってるのかわからなくて

ただただ黙って涙を堪える

ar「こんなこと誰にも言えないんだけどいのちゃんは特別に(^_^)昨日一緒に呑んだ仲だしね☆」

無理だ