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第3話「あ、ちょ、逃げんな!!」 ページ5

てか、恐れ入ったとか軽々しく思ってるかもしれないけど。身動きとれないんだな、これが。怖すぎて。




「あれ、意識ある?ちゃんと生きてる?」




というと出口に向かい歩きながら話す。私も頑張ってついていく。




『は、はい……REDsapphireのリーダー 坂田銀時さん。』



銀時「へぇ、俺の名前知ってたんだな。星谷Aちゃん?」




名前を呼ばれただけなのに背筋が一瞬にして凍りつく。それがわかったのか優しく私の頭を撫でた。




銀時「そんな緊張すんなって。そんな取って食おうって訳じゃねぇしさ。」



「それは逆効果なんじゃねェか?ったく、また銀時は何でこんな奴を……」



銀時「何だよプルトップチビ。あ、コイツの事わかるか?」



『はい、REDsapphireの情報収集担当の高杉晋助さんですよね……?』



晋助「あぁ、よく知ってるな。……此方もお前の事は調べさせてもらった。」



『い、何時ですか!?』




まるで私がこのオークションに出されるのを予測したと言うような言い方だったから、驚きを隠せなかった。




銀時「いや、だってオークションに出せって俺が言ったんだからな。」



『ハイッ!?何で……』



銀時「いやぁ、前に一度見かけた事があってね。その時に欲しいなーとか思って力ずくで……って事。」



『は、はぁ………』



晋助「何で一度オークションに出したのか、疑問だろ?」



『はい。』



銀時「いやぁ、どれくらいお前の事を知ってる奴がいるのか分からなかったからな。」



『あの、し、質問いいですか?』



晋助「あぁ、いいぜ。」



『力ずくでって……何でそんなに私を狙ったんですか?』



銀時「それは俺が答えるよ。気に入ったってのもあるけどその“秘密の力”って言うのも気になっちゃって。」



『やはり、それだけが狙いですか……』



晋助「おい、銀時。俺ァそんな事聞いてねぇぞ何の事だ?」



『……』




ダメだ。やっぱりこの人たちも……
逃げるなら今のうちかな……そう思い、辺りを見渡す。外に出た為、逃げられることは逃げられる。横目で二人を見ると何かしらの資料について話していた。私は急いでダッシュし、一目散に逃げた。






銀時「あ、逃げた!高杉、少し荷物頼む。」



晋助「だから、首輪でもしとけっつったろ……」

第4話「君、逃げるの早いね。油断してたよ。」→←第2話「いいもの見っけ……」



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そらね - とても楽しいです!続きおねがいします!!! (2021年5月10日 15時) (レス) id: 27a0f136f2 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - つーーづーーきーー(^^#) 見ーーたーーいーー(^^#) (2019年8月7日 13時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
なまちゃん - 早く続きが読みたいです! (2018年8月18日 14時) (レス) id: a5e47464bf (このIDを非表示/違反報告)
ベアー - とっても面白いです、続きがとても気になって、2日に1回はチェックしてます。更新頑張ってください (2018年3月19日 0時) (レス) id: 52d1268aa9 (このIDを非表示/違反報告)
ラメロンパン - おお、とても面白いです!大好きなマフィアパロと銀魂とかもう・・・!!コラボも楽しみです!続きが気になります!!更新頑張ってください!!応援しています!! (2018年3月13日 23時) (レス) id: eb7a7678ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀魂護衛隊 x他1人 | 作成日時:2017年12月19日 16時

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