一章 [出会いは突然に] ページ3
_禍野
「ハァ、ハァ」
チャーミングポイントの長い黒髪がさらさらと風の波に打たれ、
そして沙貴は息をあげた。
沙貴「っ…何よ、このケガレ…。強すぎよ…!!」
化野沙貴は今、必死に呪力と体力を保っている。
相手のケガレはケガレと呼ぶにもゴジラサイズの大きさである。
勿論、そんな巨大なケガレを沙貴一人で祓える訳も無く…
ケガレ「アアァァハハハハハアァ!!」
沙貴「ぐっ…!」
もう限界の状況だった。
(お願いよ…!誰か助けて…!!)
心の中で誰かに必死に助けを求めているが、勿論来る訳無かった。
_筈…だった。
沙貴「えっ……!?」
男「…俺に……まかせろ……!」
突如、目の前に黒髪の男が表れた。
その男の動きはとにかく速い。
目で追っても叶わぬ速さだ。
そして、あっという間にゴジラサイズのケガレを祓った。
沙貴「…………!!!」
すごい。すごすぎる。
とにかく沙貴は驚いた。
そして、男は沙貴に問う。
男「……お前……ケガ…無いか…?」
男がこちらに振り向いた瞬間_
_私は…
恋をした_
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初藺(プロフ) - にゃさん» コメント有難うございます!創作の醍醐味…確かにそうですね。私的に双星は好きなので、過去編は創りやすいです。どうぞ温かい目で見守ってください--* (2016年10月10日 22時) (レス) id: 7c9784488c (このIDを非表示/違反報告)
にゃ - 原作では描かれなかった人物の過去を描く。これこそ創作の醍醐味ですね(^o^) (2016年10月10日 22時) (レス) id: e0ea4177aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ワコ♪♪ | 作成日時:2016年10月10日 11時