【オリックス】氷見さんはぼっちです【2】

大切な人がいる幸せ ページ40

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WBC本戦を順調に勝ち進んだ日本は

遂に決勝が行われるアメリカに向けて出発した



今まで大体ぼっちであった氷見だが


常に側に誰かいると言う憧れの環境の中にいた




#63「やだよ！
氷見はずっと俺のそばにいて？」


『あ、はい？
(なんでそんなに離れたくないんだろう)』


#63「だって氷見は英語出来るじゃん？
頼むから！！」



サポート侍として急遽日本代表に選ばれた山崎颯一郎は

英語の得意な氷見にくっついており



#18「そーいち、何で氷見にべたべたしてんの？
離れろや」


#13「そうですよ、独占反対！！」


#96「(まーた始まったよ)」


と主にオリックス投手陣と行動を共にしていた




しかし、

氷見にはたくさんの仲間が出来たのだ




野球にストイックな仲間

#LAA17「俺と一緒の食事メニュー食べない？
プロテインもあるよ」


『……食べたいです』


#LAA17「俺のトレーニングメニューも教えてあげるよ！」




推しの選手がいる仲間


#D19「氷見さん俺の撮った由伸さん見てください
やっぱり一度撮ると止まらなくて」


『(激しく同意)
優さんいたらカメラ向けたくなる』




投球理論を語り合う仲間


『今永さんはフォークはどうしてますか？』


#De21「俺はこうやって投げてる
その方が腕の振りが良くて」


『なるほど、勉強になります』





　
そして、憧れであり師匠でもあるあの方が


『(今日もダルビッシュさんが素晴らしすぎます

こうやって間近でいられただけでも日本代表入り出来て良かった)』


#SD11「Aー」


『ひ、ひゃい！
(しまった！
悪戯っぽい表情で目の前にいるダルビッシュさんの顔面が良すぎて返事が遅れた！)』


#SD11「AはAのままで良いよ
自分のペースでやっていったら大丈夫だから」


『ありがとうございます！！
(ダルビッシュ様が素晴らしすぎる)』


#SD11「もうこれ以上今のAに教えることはないよ
後は決勝で思いっきり楽しんで投げてこい」



このメンバーでいられる時間は後少し

氷見は1つの決意を胸に決勝の舞台へと進むのだった


ーーー
久々で氷見さんの性格とか変わっていたらすいません
次はアメリカ戦です
2でWBC話を終わらせます
続編ではオリ姫デーとかBsTVをたくさん書きたいです！

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