【オリックス】氷見さんはぼっちです【2】

貴方のことがずっと前から好きでした ページ13

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※ダルビッシュさんの背番号はSD11となります


#SD11「え？」


『あなたのことがずっとずっと大好きです！

日ハム時代から好きでダルビッシュさんの試合は必ず３回は見てそれをノートにまとめています！！

ダルビッシュさんの本は全て持っています！！！

ダルビッシュさんがいたから俺はプロ野球選手になろうと思ったんです！！！！

ダルビッシュさんは俺の憧れであり光であり道標なんです！！！！！』


と氷見は衝動的にダルビッシュに想いを伝えるのを

投手全員が目撃していた




#18「(あー、オタク特有の早口ってやつ？)」


#13「(なんか告白みたい)」


#D19「(自主トレ中もずっとダルさんの良さ言ってたもんなぁ、凄いなー)」


#96「話したら悪い人では無いんだけど
ダルビッシュさんのことになるとちょっと怖い時ある」




全員がダルビッシュと氷見に注目する中



ダルビッシュは笑い出し

氷見は事の重大さに気づき内心慌てる



『(どうしよう
初めてダルビッシュさんに会えたから嬉しすぎてたくさん話しすぎてしまった
絶対に嫌われたのかもしれない)』



#SD11「君、名前は？」



『(もしかして俺、ダルビッシュさんに話しかけられている……！？！？！？)』


#18「ダルさん、すいません
コイツ、本当に大ファンで固まっちゃって」


とあまりにも固まる氷見を見かねて山本が助けを出す



#18「氷見Aです、コイツの名前」



#SD11「えっ！？君が氷見くんなの！？」



『(あわわ、ダルビッシュさんが俺の名前を知っている！？)』


氷見は感動と緊張で直立不動で固まっていた



#SD11「オリックスの氷見くんが
すっごく俺のファンだって聞いてたから嬉しいよ」


ダルビッシュに軽く肩を抱き寄せられ



#SD11「これからよろしくね、A」

と言われた氷見は



嬉しすぎてそこからしばらく記憶は無かった

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