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9話 ページ11

『真相が分かったかも。』

口を開く。皆が一斉にこちらを見て、辺りが静まり返る。

『確か、最後に教科書を取りに行った人が最後。でまとまってたけど、ここから違うんだ。
昨日は、伊藤さんの三者面談があったはず。
だから、最後は伊藤さんなんだ。

三者面談は隣の空き教室で行われる。だから、そこで、トイレに行くとか言って抜ければ、先生が見ていない状況の中、そんなことが出来るの。』

「速水さん。それは筋が通ってないわ。私の三者面談の後で森君が教科書を取りに行ったのかもよ?」

そうだそうだ〜とかの声。
まぁ、伊藤さんは森元と仲がよかったし。

『そう思うならさ、先生に聞けば?昨日のこと。』

伊藤さんの顔がさっと青くなる。
あ、こりゃ確定だな。

その後、先生が来て伊藤さんが途中抜けたことが分かった。

すぐに一時間目が始まったので、話し合いは中休みに。

「何であんなことしたのよ!」
「グスッ グスッ」

森元、泣いてるなぁ。
伊藤さんはしばらく黙った後、

「私さぁ、森元と仲良いふりしてたけどさぁ、
私森元のことすっごい嫌い。速水さんが刺した日、私居なかったのに森元さんの仲間になろ、って親友に言われてさ。何も見てなかったけど速水さんたちも性格合わないからこっちにいたけど、森元さん、嫌いだからさ。

ホントは森元以外に嫌がらせして森元に濡れ衣着せてやる予定だったんだけど。」

辺りがシーンとする。
伊藤さんは森元と仲がよさそうにみえていたから。森元もびっくりしてる。

私は伊藤さんに近づいた。
トコトコと。

私は__


バァァン!


伊藤さんを平手打ちした。
「痛っ! 何すんのよ!」
『私は森元が嫌いだけどさぁ!流石にそれはどうかと思う!
伊藤さんのは森元のカッターキャーと同じだよ!私は貴方を軽蔑するね!』

「速水!お前が刺したんだろう!?」
「伊藤も謝れ!」

クラスのブーイング。

そろそろ時が来たようだ。

『ユー。』

『……これを聞いてくれる?』

__盗聴器(おもちゃ)の再生が始まる。

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ユッビー - 綾部伊沙さん» こちらこそ、神作の申請ありがとうございます✨ (2022年2月13日 12時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
綾部伊沙(プロフ) - ユッビーさん» さっきしました! ホントに神イベントに参加させて頂き、コメも……ありがとうございます! (2022年2月13日 11時) (レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - ありがとうございます!感謝です…✨裏切るの…?、裏切るの…?2、裏切るとか…の方にも、評価&コメントしといたので、確認お願いします_(._.)_ (2022年2月13日 11時) (レス) id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)
綾部伊沙(プロフ) - ユッビーさん» 右星ありがとうございます! イベント?もう押しました! (2022年2月13日 11時) (レス) id: b1825981c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユッビー - 綾部伊沙さん» 続編?も読みに行ってきます♬ (2022年2月13日 11時) (レス) @page19 id: 47dc307598 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾部伊沙 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e8e9c819a37/  
作成日時:2021年11月10日 18時

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