【文スト】その少女、実は______

Mission ページ35

「Aは良いの？」

「……此処が、私の居場所です」

「でもきっと貴女は苦労してしまうわ。貴女はまだ___________」









「A、起きろ」

「う……ん？」

「ぐっすり寝てたぞ」

体を起こしのびをする

「中原様……いらっしゃったんですね」

「一時間前からな」

「え？その間なにを？」

「あ？手前の写真をと______いや、本を読ませてもらってた。相変わらず難しい本ばかりだな」

「そうでしたか……何用で？」

そう聞くと、紙を渡された

「於菟が言っていた場所を特定した」

「ああ、ありがとうございます」

そう言って目を通す

「成る程、森の奥ですか」

「ああ、構造からして最近潰えた廃工場を改良したんだろうって」

「成る程、廃工場ですか」

そう言って書類をもう一度見る

「……中原様、私は……」

いや、やめておこう

そう思って口を閉じれば首を傾げる中原様

「如何した？言いたいことがあるんだったら言って良いんだぜ」

「いえ、大丈夫です」

そう言えば中原様は

「そうか」

と言って出て行った









「……私はまだ、不完全ですか？」

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