平気じゃない ページ26
「ほら、Aちゃん……そろそろ離れてくれないと私も苦しいかな」
そう言われたものの私はそのまま
「……如何したの?」
そう言いながら太宰様は落ち着かせる様に頭を撫でる
「……死なないでください」
そう言って太宰様を見ると少し驚いてから目を細めて笑い
「なんだい、寂しかったのかい?」
「……Aは太宰さんを発見した時、とても動揺していました」
芥川さんがそう言えば太宰様は意外そうに
「へえ、心配してくれたんだ」
と言ってから国木田様を見る
「一応異常はないけど襲撃者は私の“血”を求めていた様だ」
「血?」
血と言われて私は思い出す
「それはまずい……です」
「え?」
「あの人は天才です。太宰様の血から色々……組み換える可能性が」
そう言っても皆よく判ってないよう
「……つまり」
江戸川様が少し考えてから私の前に来る
「太宰の血から無効化の異能を取ることも可能って事かな」
「はい」
「え……血から?」
「遽には信じがたいかもしれませんが私はあの人の血から異能を頂いたのです」
「そう言えば同じ異能だったね」
「はい」
私の異能はあの人の異能ともう一人の異能者から取ってるらしい
もう一人というのは
「あの人は人の思考回路と動きを操ります」
一方に人は風などの無機物を操り、未来も読み取る
「もう一人協力者がいるかもしれません」
「……私の異能を血で入れるとは……すごいね」
そう言いながら太宰様は自分の頰に手を当てる
傷なんてついてはなかったが如何かしたのだろうか
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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´;ω;`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リュカ | 作成日時:2019年11月8日 19時