困惑 ページ25
Asaid
少し走ると、誰かが倒れていた
「太宰さん！？」
そう声をかけて体を揺さぶっても目は閉じている
「嘘……嘘うそっ……」
「しっかりしろ……眠っているだけだ」
芥川さんが冷静にそう言ってから困った様な表情をする
「だか、二人では運べんな」
確かに太宰さまは背が高いから中原様より少し低い私と芥川さんでは難しい
引き摺っても良いが芥川さんが反対するし私も正直嫌
「あ、探偵社に誰か……」
「……僕はここに居よう」
エレベーターで上に上りノックする
「太宰か？忘れ物______」
「国木田様、太宰様が……」
そう言えば国木田様は少し驚いた後
「太宰がどうした」
「何者かに襲われた様で眠っているのです。解毒剤か何かを」
「解毒剤だった妾の持ってるモンで良いならあげるよ」
「ありがとうございます。与謝野様」
てっきり疑われると思ってた
「何故信じてくれたのですか」
「……ねぇ、君って自分では冷静にいると思ってる？」
奥の席に座っている江戸川様がそう言って私を見る
「……冷静、かは判りません」
「君って案外表情に出やすいよ？動揺しすぎ。僕の推理ならもうすぐ太宰もくるよ」
「え？」
「やぁ心配させてしまったかな」
そう言われて後ろを向くと太宰様が笑いながら私の肩に手を置いている
「……はあ」
「え、なんでため息つくの」
「……良かった」
そう言って思わず抱きついてしまった
太宰様は少し驚きながらも頭を撫でてくれる
「……思ったより、優しいんだな……其奴」
「そうだよ国木田君。可愛い私の妹をなんだと思ったの」
そんな会話を聞きながらも内心は
太宰様を襲ったやつを殺してやろう、と思っていた
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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (
レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます！新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´；ω；`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リュカ
| 作成日時：2019年11月8日 19時
