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虚無の供物 ページ20

「A、深呼吸して落ち着け」

そう言えば言われた通りAは深呼吸をする

涙が頬を伝っている

「落ち着いたか?」

「……はい」

そう言って目元を指で拭う

「取り乱してしまいました」

「何があったんだ」

そう聞くとAは少し黙る

「……あの人が……私を創ったあの人が、アンヌさんを利用してるそうです」

そう言われて俺は耳を疑う

「あの男か?でも彼奴は……」

死んだはずだ

首領がそう下した

真逆その前に救った奴でもいるのか?

「あの人は、手段を見つけたそうです。アンヌさんの私への執着心を利用して殺させてるそうです。いえ、口封じ、ですね」

そう言ってAは俺を見る

「黒い影は、アンヌさんです。姿などを消せる異能ですから……合点が着きます」

「それは理解できたが……執着心ってなんだ?俺はあれ以来一度もアンヌを見てねェぞ」

そう言えばAは少し目を逸らしてから

「……影からずっと」

そう言う

俺は少しだけ悪寒が走った様な気がした

あの二人は親子揃って怖いな

「でも、良い人です。アンヌさんがそんな事するはずが無い!」

そう言って拳を握り締めた瞬間、右側の花瓶が割れた

「落ち着け。判ってる……大丈夫だ。気が昂ってるぞ」

「すみません……」

そう言ってAは花瓶の欠片を拾い上げる

手を切らないか心配しつつ、俺は首領に言うべきか、考えていた

独創癖二人組→←恐怖



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ミレー - リュカさん» ありがとうございます(*^□^*) お返事楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» ありがとうございます!新作が出来次第またお知らせしますね〜 (2019年12月9日 16時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 無事完結おめでとうございます(*^□^*) 物凄く悲しいですが最後まで読めて良かったですv(・∀・*) 新作楽しみに待ってます(。-∀-) (2019年12月9日 16時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
リュカ(プロフ) - ミレーさん» そうですね。続きお楽しみに〜 (2019年12月8日 22時) (レス) id: 38f9297035 (このIDを非表示/違反報告)
ミレー - 良かった夢主ちゃん無事でした(´;ω;`) どうなるかと思いましたが、安心しました(。-∀-) (2019年12月8日 18時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リュカ | 作成日時:2019年11月8日 19時

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