俺の可愛い妹×好きな人【kazunari】part２ (ページ21)

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５７．嫉妬　雅紀side ページ21

雅「Aちゃん、先にお風呂どうぞー?」

「え、いいよ。お客さんなんだから雅紀くんお先にどうぞ」

雅「だめだめ、Aちゃんが先はいるの!」

「もぉ…わかったよ。」

Aちゃんがお風呂場に消えちゃってから

しーんって部屋が静かになる

雅「…」

ソファにゴロンって横になる

ソファからAちゃんの匂いがして

やべぇって呟く

雅「好きな人…いるのかな……」

元々ね、いなかったら意味ないじゃん

なんて、考えながらゴロゴロしていたら

「あの…雅紀くん…お風呂…出たよ」

雅「えっあ、うん!」

やべぇ…マジで…

お風呂あがりってこんな俺の理性壊すの？

せめて、髪の毛乾かそうね？

「ど…したの///」

雅「髪の毛乾かしな？Aちゃん。風邪ひいちゃうよ?」

それに…俺、襲っちゃいそうで怖いわ(笑)

「ん。ありがと」

雅「じゃ、俺も風呂貸してね」

「うん。」

お風呂に入ると、やっぱり女の子なわけあって

何かの入浴剤が入ってて甘い匂いが漂って

俺もこの入浴剤、買おうかな…

なんて、考えちゃったり(笑)

・

・

少し入ってたら、

『…ぁ、雅紀くん…///』

脱衣所の方から聞こえるAちゃんの声

それに少しビビる俺、

『あの…ね、着替えを私のじゃ小さいから…和の借りてきた…///」

あぁ、着替えね

んだよ、雅紀くんと一緒に入りたいーじゃないの?

ちぇ(笑)

雅「あ、…ありがと」

「っ…///」

完全照れてたな(笑)

和って…ニノに借りたってコト？

Aちゃん、さっきまでニノに会いに行ってたの？

雅「若干失敗したかも…」

あぁーっ

なんて言いながら

すぐに出て、

置いてあったバスタオルとスエットに着替えて

Aちゃんのいるリビングに行く。

「…ぁ、雅紀くん、上がった？」

雅「うん」

気持ちよかった？って聞きながら

目は、嵐にしやがれに釘付け

「…そおいえばさ、」

俺がAちゃんの隣にさりげなく座ってたら

話を持ち出してきた

「少し、和が不機嫌だった」

あぁ、…

「私、悪いことしたかなぁ…」

それはね、Aちゃんね？

普通誰でも嫉妬しちゃうよ？

俺だって絶対そうだもん