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嘘だろ？
なんであいつがいる？
あのヨジャは要注意人物だった。
だから事務所も警戒してた。
最近姿を見なかったのに。
なんでこんなことになった？
取り押さえされらながらも叫び続ける。
オッパを返して！！いなくなれ！！
そんなことを叫んでる。
SG「うるせぇ消えろ！！
あと写真撮るな！！」
怒鳴るとガヤガヤしていた声が消える。
当事者じゃないから？野次馬だから？
こんな状況なのに携帯などのカメラのレンズが
無数にもAたちに向けられてる。
テヒョンが怒ってるのも、ジミンが止めてるのも
ナムが泣いてるのも、パシャパシャと。
それにも怒りを覚える。
手術も無事に終えて、
個室の病室のベットにAは寝ている。
Aの手を握ってるジョングク。
意識が戻れば大丈夫。
そんなことを先生が言ってた。
じゃあ意識が戻らなかったら？
なんて嫌な考えが浮かんで必死で思考から追い出す。
Aがいなくなるわけねぇ。
JK「A。俺強くないよ。」
JN「・・・グク。」
JK「Aいないと駄目だよ。
だから早く起きてよ。」
JH「Aが泣くなって言ってたじゃん。」
JN「そういうお前も泣いてる。」
JK「ヒョン達も全員だ。
Aいないと駄目なんだよ。俺たち。」
そのジョングクの声にテヒョンも顔を上げる。
ジョングクとは反側のAの手に顔を埋めてた。
TH「まだ仲直りしてないじゃん。
俺は喧嘩したつもりないけど。」
JM「そうだよ、話もできなかった。」
JK「ヒョン達が余計なことするから。」
TH「なんだよ余計って！
お前がぐずぐずしてるから俺は。」
JM「テテ、ダメだよ。」
TH「ダメじゃない！！関係ない！
ジョングクならって思ったよ、でも無理だ。」
JM「・・・そんなの俺も同じだし。」
JK「なんの話ですか…？」
急に言い争う3人。
でも駄目だ。
話題が話題なだけに。
JH「こんな時にする話？それ。」
RM「・・・ホソガが正しい。」
SG「一回落ちつけ。」
JN「うん。それがいい。
ジョングク、ヒョンが着替え持って来てくれたから
俺たちは着替えよう。」
JK「・・・・・・ネ。」(こくり)
部屋を出ていく2人を視線で見送って、
不貞腐れているテヒョンを見る。
SG「俺たちがしなきゃならない事はなんだ？お？」
TH「・・・ヒョン、ごめんなさい。」
テヒョンはAの手を自分の頬に当てて。
また顔をベットに埋めた。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
