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「イェリに言われる筋合いないけど。」
喧嘩売ってるの？
高く買ってあげるけど。
そう冷たく笑う、A。
私はこの子が嫌いだ。
だって何もかも私が欲しいものを持ってる。
奪って行っちゃうこの子が大嫌い。
練習生の時も同い年だから話しかけた。
社交性の高いってところを見せつけたかった。
そのアピールのためだった。
Aの所属事務所はBigHit Entertainment。
そこは憧れのジョングクオッパのいるところ。
それも一つの理由だった。
なのにAと仲良くなってもオッパに近づけなかった。
だから自分で行動に移したのに、…上手くいかない。
兄妹みたいって言われてる2人。
それが最近お似合いの2人て言われてるのが
無償にイライラする。
その場所は私がふさわしいのに。
99lineでのランキングでもAは1位。
私は3位。2位はTWICEのツウィだっった。
なんで、負けるの？
私のほうが可愛いのに。
Aが出て行った部屋。
静まりかえってるなかオンニの声がした。
IR「・・・イェリ。」
YR「・・・・・。」
IR「なにしにここ来てるの？
最近、いろいろと酷いよ。」
YR「ひどいって、、何も。」
IR「努力がものいう職業だよ、アイドルって。
今のイェリはなにもしてない。」
WD「・・・・オンニ。」
アイリンオンニが怒ってる。なんで？
私はなにも悪くないのに。
SG「いまのイェリは分からないよ。」
IR「・・・そうかもね。
でも私は努力してるイェリも知ってるから。」
JY「私も知ってます。新メンバーとして加入するのに
イェリがすごい努力してたのも。」
WD「どんどん成長してくイェリを誇りに思ってるよ。」
YR「・・・・・・。」
SG「私だって、夜遅くまで練習してるイェリを知ってるよ。」
泣きたくないのに、涙がでる。
だってどんなに頑張っても1番になれないのに。
・・・・・なんで？
YR「私は1番になりたいっ。」
IR「なんの1番になりたいの？
ジョングクくんの1番？アイドルの1番？」
私は・・・・
YR「…アイドルの1番になりたいっ。」
そう言った途端に温もりに包まれる。
オンニが抱きしめてくれてる。
IR「さすが、Red Velvetのマンネ。」
SG「それでこそイェリだよ。」
WD「もっと頑張って1番になろ。」
JY「イェリに負けないくらい頑張るから。」
私が間違ってた、の。
それなのにAのせいにしてた。
全部、ぜんぶ。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
