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凄く大きな会場。
沢山の人・人・人。
熱気で溢れかえっている。
ここは日本なのに、韓国語のスローガン。
その不思議さが変にマッチしてる。
チケットを出して３人で会場に入る。
席に着くともう２人は来ていた。
ちらりとこちらを見た顔はどこかウキウキしてた。
人の目があるから話しけずにいると
携帯の通知がなる。
Min Yoongiすげーいい席
Aホントですね。
Min Yoongiグガが泣きそうになってたから慰めるの宜しく。
Aグク君、ペンなんですもんね。
Min Yoongiククク、、それだけじゃねーけど。
その言葉にユンギ君を見るとにやりと笑ってる。
そう、２枚のチケットを渡したのはユンギ君。
アイリーンオンニが思いついたんだ。
それはまあ、もう一人がテヒョン君っていう理由で。
テヒョン君はアイリーンオンニが好きみたい。
そのアピールがちっちゃい子供のよう。
それをアイリーンオンニはそっけなくしてるけど、
本心は喜んでいるって感じなんだ。
ナナさんのことろでユンギ君と会ってから、
音楽の話や機材の話、色んな話しをするようになった。
それが積もってコラボすることになった。
デビュー曲のうちの１曲がそれだ。
ユンギ君と仲良くなるとユンギ君のメンバーとも
会う機会が増えて行き、話しをするようになった。
楽曲のイメージと違い、純粋で子供っぽい。
少年という言葉がほんとにぴったりな彼ら。
けど、次の活動曲は１位を取る＿＿＿という目標。
そのためにはストイックになるアーティストだ。
そんなことを考えていると暗転して
歓声がいっきに上がる。
スポットライトに照らされたステージに
彼ら５人はいた。
そのスケールに圧倒され、息を飲んだ。
.
.
.
近くにいるスタッフさんにバッグステージパスを見せて、
出口に向かう人たちの波とは別の方向へと進む。
人が少なくなってスタッフだけになったとき、
テヒョン君は素早くアイリーンオンニのところに行った。
「５歳児め。」
「あらら、そうゆうことね。」
ぼやくユンギ君と納得するユナオンニ。
アイリーンオンニも笑ってるからいいか。
「なあ、なんでチケット？」
「貰ったんです。」
「貰った？こんないいチケットを？」
「はい、なぜか。」
「誰に？」
ユンギ君と話していると遠くに見えた人物。
その人物を指さす。
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作者名：V.V． | 作成日時：2018年6月18日 0時
