Cherry Bomb（2）

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遠距離恋愛は嫌な所を隠してくれた。

そして嘘も本当に見えてしまってた。



だがら、2年も経って

あいつがクソみたいな人間だって思い知った。







《ほら、A。貴方も寝なさい。》

《お婆さま。私…。》

《夜に考え事するもんじゃないわ。
全部深い闇に飲まれてしまうから。》

《そうね。…merci。》

《貴方はいつまでも可愛い自慢の孫よ》



私の頭を撫でるしわくちゃな手は
すごく綺麗で暖かかった。









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.
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「ここまで、なんで来たの。」

「ああA会いたかったよ。」

「私は一生会いたくなかったわ。」



街角のカフェで喧騒の中聞いた声は
もう、懐かしいとも思えなかった。



「僕たち夫婦には子供ができなくてね。
是非ともあの子を引き取らせて欲しい。」



そう言うやつは親の顔なんてしていない。

ただ、跡取りが欲しいだけ。



私よりも有名な名家のお嬢様と結婚して。
むだに金ピカした指輪が目障りだ。



あの子は私が1人で産むと決めて産んだんだ。

お婆さまに匿ってもらって。


フランスで仕事も頑張って、
こっちで仕事を探すという嘘にわざわざ
知り合いのカメラマンにあたってみたり。

一緒に住める家も探して。


結婚しようっていう嘘に舞い上がってた。


子供が出来たっていう報告すら
出来ないままにあんたは私を捨てたじゃない。


離れてる距離のせいて直接会うこともなく、
終わりを突きつけたのはあんただ。





「私は決していい母親なんかじゃない。
仕事の障害になるからと隠してるし。」

「なら、僕らが引き取る…。」

「でも絶対にそれは嫌よ。もう、変わったから。
あの子と一緒に韓国に帰るわ。」

「だが、、。」

「生憎、彼女ほどじゃないけど
お金に困った生活もしていないので。」




そう行ってカフェを飛び出す。

もう決意はついたんだ。


遅すぎるなんてわかってるけど。

2人で生きて行くために。

準備は整った。





ホンビンは知ってるし。

多分、テグナたちに話してしまってるだろう。
誰にも言うなって言ったのに(帰ったらしめる)


でもテグナは子供ががすきだし、
あいつらは可愛がってくれるだろう。

ミンソクは私のこと軽蔑するかな。

グクはショックで倒れるかも。

チャミには怒られそう。

ん〜ソンアは子供が好きそう。








私が出来ることをする。

あの子が生きていけるように。









私が居なくなった後でも。

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