_81(BTS) ページ31
変に緊張していた。
いつも通りだと自分に言い聞かせていても。
目を瞑ってるけど意識は落ちなかった。
いつもなら寝れるのにな。
SG「・・・・・。」
騒がしい楽屋。
スタッフたちの声。
メンバーの騒がしい声。
モニターから流れる音楽。
いつもと違うのはカツカツっと
高いヒール音がするぐらい。
ヌナはいつもヒールを履いている。
そのせいで身長が変わらない。
男としてちょっと悔しい。
まあそれを気にする必要はない。
Aヌナは俺のタイプじゃないし、
だってあの人いい人ではないだろ?笑。
「L’�・re est arriv�・.」
ふわっと香る甘い匂いとともに聞こえた声。
聞きなれない言葉にそっと目をあける。
でもAヌナはグクと話してた。
その後ろ姿にふっと笑みが浮かぶ。
SG「俺らの時代が来た、、だろ。」
.
.
.
MCの人が俺らを呼ぶ。
その声が聞こえないくらい歓声があがる。
ARMYが喜んでる。
俺らが、防弾少年団が一位だ。
ナムが感謝を述べてる。
言葉に詰まりながらも立派にそれをこなしてて、
やっぱリーダーはナムジュナで正解だ。
あいつは最初戸惑ってたけどな。
テヒョンが嬉しそうにはしゃいでる。
それに巻き添えくらってるグク。
泣きそうなホソクにくっついてるジミン。
ジンヒョンはナムの肩を抱いてる。
視線をぐるっとスタジオ中に動かす。
ARMYに支えられて、愛されてここにいる。
それを実感して、胸がいっぱいになる。
一番後ろにAヌナを見つける。
ヌナはいつもと変わらない表情をしてる。
TH「あ、ヌナ見てる!」
JK「本当だ!」
2人は嬉しそうにヌナに手を振ってる。
一見ARMYに手を振ってるように見えてるだろう。
ヌナは一瞬。
ほんとうに一瞬だけ。
顔を緩めた。
SG「!!!!」
なんでだ?
笑った訳でもない。
見間違えなぐらい一瞬だった。
それなのに目に焼き付いた。
おい、まじか。
うそだろ。
あれはジョングクの。
可愛いマンネの愛するヌナだぞ。
俺なんて塩って呼ばれてて、
思えば名前をちゃんと呼ばれたこともない。
子持ちだし。
ノアはなぜか俺に懐いてるし、
子供は好きじゃないけど、ノアは大丈夫だ。
いやいや、なに大丈夫とか思ってんだよ。
あの人を守りたいとか。
無謀なこと思っちゃってんの?
去って行く後ろ姿が寂しいとか、
どうしたんだよ、ミンユンギ。
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VV(プロフ) - 舞桜さん» いつもありがとう!!もう少しで終わりです! (2017年10月25日 21時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
舞桜(プロフ) - もちろん★10にしたよ! (2017年10月19日 22時) (レス) id: 4b160cd092 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - イチゴウユさん» 初めまして!感想ありがとうございます!リクエストありがとうございます。期待に応えられるJBになるか心配ですが、GOT7は出していきたいと思います!! (2017年9月4日 22時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
イチゴウユ - 初めまして!!いつも更新楽しみにしてます♪リクエストなのですが、Got7のJBを出してほしいです!!宜しくお願いします。作者さんの作品は本当に面白くて大ファンです!!これからも頑張って下さい!! (2017年9月2日 10時) (レス) id: ccb65f34b8 (このIDを非表示/違反報告)
VV(プロフ) - りぃさん» こんにちは。コメントありがとうございます!ハイリスクノーリターンは主人公を表すいい言葉ですね。笑。更新頑張ります! (2017年8月29日 20時) (レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:V.V. | 作成日時:2017年8月18日 15時