＿44（D.O） ページ44
Aのお母さんに挨拶にいった時。
おばさんは少し戸惑ってたけど、
昔と同じ優しい顔をして言ってくれた。
「Aを宜しくね。」と。
小さい頃と同じ。
でも環境は変わってしまってた。
このときはまだ気づいてなかった。
「A、、こっち。」
「？？、、ギョンちゃん。」
廊下に誰もいないことを確認して手を引く。
少し驚きながらもAは握り返してくれた。
小さな部屋に入ってその小さな身体を抱きしめる。
Aの匂いがする首元に顔をうずめる。
「ギョンちゃん？」
「・・・Aさ。」
「うん？」
「そろそろ呼び方変えない？」
「ギョンちゃんは嫌？」
「嫌じゃないけど、、ちゃんって年でもないし。」
「ずっとそう呼んでるから、、なんか気恥ずかしいよ。」
「ん〜…、呼んでみて。」
そう言って顔をあげてAを見る。
すると色白な頬が少し赤くなってた。
「・・・・ギョンス。」
「なに？聞こえないよ。」
「嘘。・・聞こえてるくせに。」
「ほら、呼んで。」
「ギョンス。」
Aの小さな口が俺の名前に動く。
それに耐えられなくなったのはしょうがない、、と思う。
ちゅっとリップ音がするとAはもっと赤くなった。
.
.
.
「ギョンスヒョン。」
「どうした？ジョンイナ。」
宿舎へ向かう車の中で携帯を見ていたジョンイナが
ハッとしたように俺を見て来た。
「テミンがAヌナに会ったって。」
「・・・・そっか。」
「人見知りしててほとんど話してないみたいだけど。」
「テミンも人見知りだしね。」
「でも、、キーヒョンと日本語で話してたって。」
SHINeeは日本で活躍をしているからある程度予測はしてた。
日本語できる同世代ってなかなかいないから。
でも、、、正直もやもやする。
「セルカ撮ったんだって。」
「・・・Aと？」
「うん。・・見る？」
ジョンイナが見せてくれた画面には6人。
キーヒョンとミノヒョンに挟まれてるA。
その顔はだいぶ強張ってるから、、なんか安心した。
俺に見せる顔を誰にも見せたくない。
「ヌナ髪切ったんだね。」
「確かに。茶色くもなってる。」
「・・・可愛いね。」
「うん・・・ってジョンイナ？」
「ヒョンってヌナが関わると面白い！笑」
クスクス笑うジョンイナ。
それが嫌ではなかった。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
