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目を覚ますと真っ白い天井。
薬品の匂い。
動かない左腕。
「まだ・・・生きてる。」
こんな価値のない人間なんて
居なくなればいいのに。
さっきまで幸せな夢を見ていたのに。
どうして現実に戻ってきてしまうの？
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「Aって歌上手いのな。」
「そう？＿＿＿＿も上手いじゃん。」
「好きだからな。」
「いつも＿＿＿＿は洋楽ばっか。」
「いいだろ。かっこいいし。」
そういって笑う。
かっこいいことなんて知ってる。
昔から、そうだ。
英語の発音も良くて、声も綺麗。
「俺、歌手になりたいんだ。」
「＿＿＿＿なら成れると思う。」
「なら、Aもなれよ。」
「なにそれ。笑」
「そうしたらさ、一緒にステージに立つ。」
「私なんて無理だよ。」
「俺はAの歌好きだよ。」
そう言って歌いだす。
その歌は思い出の曲だ。
韓国語の歌。
「・・・A、韓国に戻る？」
歌とも言えない音。
掠れて声がでない。
それを気にせずに歌っていると聞こえて来た声。
いつの間にかベットの傍に母がいた。
ずっと望んでいた言葉だ。
だけど、もう遅い。
今更韓国に戻ってどうするの？
彼はもう覚えてないかもしれない。
私が望んだ幸せは存在しないかもしれない。
＿＿＿＿＿でも、
「・・・・戻りたいよ。」
そう言うと母は抱きしめてくれた。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
