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日本での生活は大変だった。
私の日本語の発音はやっぱり外国人の発音みたいで、
バカにされたし、いじめられたりもした。
それは韓国も日本も変わらなかった。
ただ、ここにヒーローはいなかった。
ハーフって嫌な言葉だ。
だってどこにも属せない半端モノ。
一人としても認められてない。
だから一生懸命日本語を練習した。
韓国を思い出さないように。
そうしないと生きていけなかった。
でも、上手くはいかなかった。
頑張ったって、裏で陰口を言われる。
取り繕ったって本当の友達なんてできなかった。
.
.
.
部屋に閉じこもりがちになる私を
両親も最初は心配してくれた。
なにかあったのかって。
何も答えることのできない私に苛立ったのか、
いつの間にか私はいない人になった。
ただ、生きてるだけで、存在しない人。
なら、いなくなればいいんだ。
そう思って何度かカッターを手に取った。
でも情けないくらい私はまだ生きている。
「A、いい加減にしろ。」
「あなた、落ちついてください。」
「落ちつけだと？！それで解決するのか？！
成績も悪い、学校にも行かない。
一生そこからでてこないつもりか？！」
ドアと叩く音。
父の怒鳴り声。
母の泣き声。
全部ぜんぶ、うんざりだった。
「大丈夫。すぐにいなくなります。」
ドアに背中を預けて、呟く。
強く握りしめて、唇を噛んだ。
皮膚が切れる感覚。
「A？！開けなさい！」
「なに、この赤い…っ！！」
厄介者の私がいなくなればいい。
もしも生まれ変われるのなら。
君の隣に行きたい。
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VV(プロフ) - 華雪さん» 華雪さんコメントありがとうございます。悠太くんはまだまだ出番がある予定なので楽しみにして頂けると嬉しいです。 (2017年9月26日 21時) (
レス) id: 3587de7370 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - はじめまして。いつも楽しく読ませていただいてます！ユータが出てきたの嬉しかったです(o^^o)これからギョンスとどうなるか、楽しみに更新を待ってます！ (2017年9月26日 16時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年9月20日 0時
