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ジョングクが自分の気持ちに
やっとのことで気づいた。

ヒョンは嬉しいよ。


あの二人はお似合いだと思う。

なんだかんだ趣味が似てる。

事務所で会うと打ち合わせしたかのように
服装がお揃いになってる時もあるし。

同じ服を買ってるときもある。

好きなものが一緒ってすごい事だよ。



お互いが忙しくなってしまって
会う時間は減ってしまったけど…。

あの二人なら大丈夫だよね?








JN「…あれ?A?」

「ジンオッパ!お疲れ様!」


練習室を覗くとAがいた。
たまたま事務所に来たけどラッキー。


JN「Aもお疲れ様。
2か月連続でカムバックなんて大丈夫なの?」

「平気ですよ。楽しんでます。」


そうAがデビュー曲から立て続けに
カムバックをしていて、音楽番組に出ずっぱり。

最初はテヒョンとジョングクとコラボ。

次はユンギとナムジュンとコラボ。

そして今回は他の事務所のアイドルとコラボらしい。


らしいってのはなぜか教えてくれないから。

もう曲も出来上がってるらしいけど
メンバーが誰一人も聞いていない。


いつか僕も一緒に歌いたいな。



JN「な〜誰と歌うの?」

「オッパも聞いてきます?(笑)
グクオッパもしつこく聞いてくるんですよね。」

JN(そりゃ、気になるでしょ。)

「でもレコーディング明日なので
終わったらちゃんと教えますから。」

JN「なら楽しみに待ってる。」



Aは練習室の床にパソコンを広げてて

そこには誰かのMVが流れている。



JN「それ…あれだseventeen!!」

「正解です(笑)」

JN「ダンス揃っててすごいよね。」

「はい。しかも自主制作ドルなんです。」

JN「へぇ〜ほんとにすごいね。」

「ソロってやっぱり寂しいんですよね。
こうやって大きく見せるには人数必要ですし。」

ダンサーさんとやるのもいいんですけどねぇ。

なんて言いながらさっきみた曲を踊りだす。



もう踊れるんだね。

ってのは口に出さなかった。




でもその時、見逃してた。

Aが食い入るように見ていた人物に。

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作者名:V.V. | 作成日時:2016年12月30日 17時

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