32 ページ32
気づいてしまった。
俺、Aが好きだ。
今が恋愛なんてしてる時期じゃないって分かってる。
でもずっと抱えてた気持ちがやっと理解できた。
なんでこんなに気になって。
なんでこんなに嫉妬して。
なんでこんなに愛しいのか。
全部答えは簡単なことだった。
抱きしめたAは身長が高いから
目線がそんなに変わらない。
俺の不安を拭うように背中をぽんぽんと
リズムよく叩かれる。
それすら今は素直に受け入れてしまう。
JK「A。」
「はい、グクオッパ。」
JK「俺、Aを守れるようになるから。」
「なんですか？守られなくても平気ですよ。」
JK「いいから。守られとけよ。」
そういってAの指についてるリングを触る。
大きいから親指にしかつけれなかった。
なんとなくいい雰囲気だったのが
Aの携帯の着信音で途切れてしまう。
俺から離れて電話に出たA。
するとヒョン達がにやつきながら俺の所にくる。
SG「なに自覚してんだよ。」
JN「やっと気づいたの？」
JH「よくいままで気づかなかったよね。」
RM「でもまだ動くなよ？」
TH「敵は多いからな。」
JM「敵って誰だよ、テヒョン。」
ヒョンは名前を上げていく。
なんか先輩の名前も入ってる。
あとは今年デビュー組のやつらも。
JK「…負ける気がしないんで。」
そう強がったけど。
本当は今すぐに俺のものにしたい。
でもそれはだめだ。
取り合えずAの交友関係を把握しないと。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 659人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：V.V． | 作成日時：2016年12月30日 17時
