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縁側でのんびりまったりお菓子をつまみながらお茶を飲んで話をしている最中だったから後ろから足音がしているのに気付かずに肩の辺りにとんとんっと叩かれる感触がして振り向くとぷにぃっと黒い手袋をした人差し指が頬へと刺さりその先にはにぱーっと華を散らす髭切がいた

「おぁ、貴方は…んちょ、髭切さん?つんつんしないで?」

髭切「んふふ。君の頬はぷにぷにしてて触り心地がいいね」

「手袋のせいで若干皮膚持ってがれて痛いっす…!」

髭切「ああ、ごめんよ。よしよし」

石切丸「おかえり。髭切、膝丸。遠征ご苦労さま、問題は起こっていないかい?」

膝丸「ああ。遠征は大成功だ。資材も確保して倉庫に収めてきた所だ」

髭切「君に報告をしなきゃだから探していたんだけど見つかってよかったよ。その手に持ってるお菓子1口ちょうだい?」

「ああ、ハイハイ。お疲れ様の印にどーぞ。膝丸も食べます?」

膝丸「いいのか?ならばいただこう」

髭切「んー…サクサクしてて甘い。おいしいね」

「うぐのお気に入り茶菓子ですからね〜」

自分の隣に座ってきた髭切は手渡したお菓子をポイッと口に入れてサクサクと食べ終えるとじぃっとこちらを見つめてくる。髭切もまた顔面偏差値がお高いお方なのでじっくり見つめられると妙にそわそわして変に汗が流れる

「………あ、あの………ひ、髭切…さん…?なにか御用で…?」

髭切「そのまま僕の事を見て。逸らしちゃ駄目だよ」

「え゙?い、いやぁ…ちょ、ちょーっと恥ずかしいんです、んぶっ…!?」

髭切「だぁめ。僕の事を見てって言ったでしょ?」

さっきは頬をつんつんされていただけだったが今度は顔全体を掴まれてめっちゃ至近距離で見つめられる。いや待て、何だこの状況は!?こんなキラキラ王子の眼光に一般人が耐えられるわけがない。燃えて溶ける。死亡案件待ったナシだ

「髭切…も、むり…!げんか…」

髭切「君の瞳は真っ黒で綺麗だね……ねぇ、“誰の体に入っているのかな?”隠れてたって無駄だよ。出てきなよ」

「へ……?な、なに言って……」

髭切「僕の前で逃げられる訳ないよね。そこにいるのは分かっているんだよ。この子に悪さする前に出ていけ」

目の前の人が何を言っているのか分からなかった。入ってるって何?隠れてるってどういうこと?どうして酷く冷めた瞳で言ってくるのかが分からない。






次の瞬間顔に影が映って黒い手袋が迫っていると数秒遅れて脳が理解した時にはその手が私の目の中に入っていた

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雪女 - 更新楽しみにしてます(●︎´▽︎`●︎) (8月3日 0時) (レス) id: 6c1d2855e5 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - 神威琉璃さん» わ、わぁ!!コメントしてくださった事今気付きました(汗)有難うございます!ちまちま更新ですが最後まで読んでくれたら嬉しいです (7月31日 1時) (レス) id: 9dd06cb5a0 (このIDを非表示/違反報告)
神威琉璃(プロフ) - 初めまして!とうらぶの小説が読みたくて探していた時にこのお話に出会いました。皆とのわちゃわちゃが愛おしすぎてこのまま本丸にいて欲しいくらいですが帰ってしまう時が来るんですよね。一人一人思い出を振り返る様なシーンが好きです。涙腺が…最後まで応援してます (6月12日 0時) (レス) @page36 id: 85bbca1f9f (このIDを非表示/違反報告)
鈴桜(元シオン)(プロフ) - 凄い事になってる…… (5月17日 17時) (レス) @page32 id: aaf368f7e9 (このIDを非表示/違反報告)
オト(プロフ) - にゃーちゃんさん» 2人目のコメント!!ありがとうございます!!すみません…今まさに冬の連隊戦周回の為更新激遅になります…… (2022年12月23日 23時) (レス) id: aed5805aa2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:オト | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年11月7日 22時

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