オヤジさん、聞いてました。 ページ5
マ「誰が死神だよい。」
「マルコ!?いつから…」
エ「最初っからいたぜ。A」
「エースまで!?はぁ。なんですか二人まで。私は戻りませんよ。」
ついイゾウさんに熱くなってしまいました…
これではエースの事、何も言えませんね…
マ「ったく、そのガンコさ。スクアーロと同じだよい!」
エ「まったくだな。アイツも向こうの世界に帰らねぇって頑固になってて、結局ザンザスにぶん殴られて連れ返されてたっけな。」
「だから、なんです?」
マ「A…悪かったよい…」
「!?」
マ「さっきの話だ。その問題はイゾウだけじゃねぇ。俺ら隊長全員で必ず解決する。だから、戻ってこいよい、A」
エ「本当に皆まってんだぜ?お前が帰ってくんの。」
「隊長達が言ったとして。事の大きさを分かっていない船員達は必ず繰り返します。おいそれと戻る訳にはいきません」
エ「へっ。そう言うと思ったぜ!」
なんでしょう。
そんな勝ち誇った顔をして。
??でんでん虫??
白「久しぶりだなぁA」
「オ、オヤジさん!?」
白「話はここにいるクルー全員が聞かせてもらったぜ。」
「もしかしてさっきの会話!!」
エ「おう!でんでん虫で船の奴ら全員に伝えた!」
「なんて事を!!」
エ「なんて事って、あれがお前の今の気持ちだろ。」
うぐっ!!
たしかにそうですが!!
マ「お前は怒ってるのが分かりにくいからねい。」
エ「だから伝わりにくいんだろうな。我慢強いしよ。」
「そ、そんなの、盗み聞きしていい理由になんてなりません!!」
白「当たり前だぁ。てめぇら、あれだけAが言っていた事甘くみてたな。」
うっ
やら
うぐっ
やら。言葉に詰まる音がでんでん虫越しに聞こえてきます。
「ほらやっぱり。皆さん、そんなに死にたいんですか?」
マ「んなわけあるかよい。冷やかしのネタが欲しかっただけだろい。なぁてめぇら」
すんません…
って小さく、色々な人から聞こえてきました。
「皆さん、知らないからそんな軽率な行動が取れるんですよね。自分の身も守れないクセに…」
エ「A?」
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作者名:たまごやき | 作成日時:2022年6月16日 7時