冷静さを、忘れないで。 ページ9
エ「そ、それは…」
「これは訓練です。大丈夫、今回はシャンクスさんにベックマンさん。そしてイゾウさんがいてくれています。」
エ「…」
「こんなに安心できる環境で、丁度いいシチュエーション中々巡り会いませんよ？」
エ「あぁ。」
「さぁ。冷静さをかかず、怒りを抑え聞き出すのです。出来ますね？エース。」
エ「あぁ！！」
なんといいお返事でしょうか。
ついつい口元が緩んでしまいます。
「クス、さすがです。」
ド「…気に入ったぜ」
イ「あ？」
ド「気に入ったぜA！！お前俺の国にこい！！それだけの器がお前にはある！！」
エ「っ！！？てっめぇ…」
「エース。目的を見失ってはいけません。」
エ「っっ。おいドフラミンゴ。気に入ったってなんだよ。さっきも言ったがAは白ひげ海賊団だ。俺達に喧嘩売るって事か？」
そう、それでいいんです。
あとはなぜここにいるのかも聞いてください。
頑張ってくださいね、エース。
ド「喧嘩だぁ？俺は海賊だぜ。欲しいもんは奪ってでも手に入れる！！それが例え白ひげのクルーでもな！！」
エ「そうかよ。つーかお前、なんでここにいんだ？部下も連れねぇで何しに来たんだよ。」
よしよし。
ちゃんと相手の仲間の数も聞けてますね。
ド「何しにだァ？フフフ、それをお前に答える筋合いはねぇな。なぁ？A」
「わっ！！」
怪しい笑みを浮かべて、ドフラミンゴさんは私の体をクルリと回し、自分と向かい合わせてきました。
そしてそのまま私を抱き上げ…
糸を使って私の腕を首に回させ、まるで私が抱きついているかのように操ってきます。
イ「っのやろぉ…」
シャ「まて、イゾウ。Aの努力を無駄にする気か？」
ナイスフォローです、シャンクスさん。
さて、どうしたものか。
ド「なぁA。お前意外といい体してたんだな？」
「っ！？」
これは…
イゾウさんへの挑発ですね？
私の胸に顔を埋め、片手で揉みながら舐めてきやがります。
「ｷﾞﾘｨｯ))っ。ふぅー。」
ド「なんだぁ？感じてんのか？かわいいじゃねぇか。なぁ？白ひげ海賊団の二人。」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月14日 5時
