遊ぼう！！ ページ5
二日目。
エ「おーいAー！砂浜であそぼーぜ！」
「ランボ君みたいな事いいますね。私は今日部屋で読書の予定です。」
エ「あんなのと一緒にすんじゃねーよ…いいじゃねぇかいい天気だしよ！」
「残念ですが私は水着もなにも持ってませんし汚していい服がありません。」
エ「隊服は？あれ任務の時血で汚れるだろ！」
「…あれで砂浜で遊べと…？」
エース、あなたはあの隊服がどれだけ頑丈にできているか知ってますか？
あれ、着てるの暑いんですよ？
エ「あー。なしだな。なんか訓練みてーだし。」
「はい。なので今回はなしで。」
チェーなんだよー。
と口を尖らせるのはかわいいところです。
歳はそんなに変わらないですが…
これは精神年齢ですね。本当に弟みたいです。
サ「ふっふっふ。エースにA。安心しろ俺がいいものくれてやる。」
「サッチ？」
エ「お！なんか食いもんくれんのか？」
サ「バカちげーよ！こんな事もあろうかとな、昨日食材買いに降りたついでに買って来たんだ！」
ジャーン！
と嬉しそうに出したのは水着です。
パレオ型の。
水着です。
エ「おぉ！！サッチナイス！A、あそぼーぜ！」
「アイタタタター。持病の腰痛がぁー(棒)」
サ「嘘だな。」エ「嘘だ」
ちっ。バレたか。
エ「お前、任務の時は役者さながらなのになんで俺達にはこんなに下手くそなんだよ？」
「なぜでしょう？」
サ「まぁそれもいいとこだよなA。ほら！着てみろよ絶対似合うぜ！」
「これをですか？」
サ「おう。」
「私が。ですか？」
サ「他に誰がいんだよ(笑)」
「エース」サ「見たくねぇ！！」エ「着たくねぇ！！」
おぉ、早いツッコミですね。
あぁーでもコレをですか…
私普段から全く露出のない服なんですよね。
短パンも履きませんし、半袖と言っても7分丈のものですし。
あーでもこの島、暑いから皆水着なんですよね。
島の中でも水着っぽい格好の人も多いですし。
昨日ちょっと目立ってましたね…
「…でも嫌ですねぇ」
エ「その格好目立つだろ？この島だと。」
「まぁ、そうなんですが…。はぁ分かりました。着替えるので出ていって下さい。」
サッチがカッツポーズ決めてるのは無視をしまして。
着替えたら何か羽織る物を買ってきましょう。
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月14日 5時
