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「お褒めに預かり光栄です。それで？私をどうします？」
マ「どうって？」
「仲間になる気はないのに内部事情を知りました。殺しますか？」
マ「あのなぁ。なんでお前は常に生きるか死ぬかの二択なんだ。」
「生きた環境です。」
マ「どんな環境だよい。まぁ、そうだな。お前が今度抜け出そうとしたら連れてこいってオヤジに言われてたからな。」
言われていた？
と言う事は私は死ぬかもしれませんね。
どうせ死ぬなら任務で死にたかったのですが、こんな職業ですから死に場所は選べませんよね…
「そうですか。ならばさっさと連れて行って下さい」
マ「なんか投げやりになってねーか？」
潔いと言っていただきたい。
先いくマルコさんの背中を睨みながら渋々ついて行けば一際大きい扉の前にきました。
「ここが。。」
マ「あぁそうだよい。オヤジ、入るぞ」
ギィィと開いた先にはお酒を煽る白ひげさん。
白「グラララ。なんだぁマルコ。ひよっこまで連れてきやがって」
マ「また逃げ出そうとしたんだよい。今度やらかしたら連れてこいって言ったろ、オヤジ」
白「グラララ！！なんだA、おめぇまた失敗したのか！！」
「白ひげさん酔ってます？またナースさんに怒られますよ？」
白「本当に口の減らねぇガキだ。おいマルコ、俺ァAと二人で話すことがある。お前は出ていろ」
マ「分かったよい。A！くれぐれもここから脱走しようとか考えんなよ！」
「どうでしょうか？」
分かったねい！と釘を刺すだけ刺してマルコさんは出ていきました。
「それで？私に話とは？」
白「おめぇに聞きてぇ事がある。ヴァリアーはボンゴレという組織に所属してるんだよな」
「なぜそれを聞きます？」
白「そう警戒すんな。確かめてるだけだ。それにその事を知ったからって俺がどうこうすると思ってんのかぁ？」
「…。そうですね。愚問でした。確かにヴァリアーはボンゴレの組織です。それがどうしました？」
真っ直ぐにこの人を見て答えれば何やら考えて、机の中から一つ、本を出してきました。
白「これを見ろ」
「これは、日記？なぜこれを私に？」
白「いいから見てみろぉ」
なんなんでしょう？
とても怪しいですがとりあえず言われた通りに中を覗いて見ました。
「！！！！こ、これは！！？」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月1日 21時
