さすがはベルとマーモンです ページ38
べ「Aー。生きてるかー？」
「ベル！不吉な事言わないで下さい！」
フフ。と笑いがでる。
今は医務室にボスとお兄ちゃんがいるんです。
マモ「はい、Aコレ。」
「これは、、よく分かりましたね。」
先程粗方の報告はしましたが、ちゃんとした報告書は書き留めて私の部屋の引き出しにしまっていたんです。
それをマーモンが持ってきてくれました。
べ「お前の部屋分かんなかったからあのエース？って奴にルッスーリアから助ける代わりに教わったんだ♪さすが王子じゃね？」
マモ「きっと君の事だから報告書は必ず書いてると思ってね。誰にも目につかない所。隠し棚みたいなのが必ずあると思ったよ。」
「二人共さすがです！ありがとうございます！」
マーモンの言う通り。
私の部屋の机についている引き出し。
あれは私が改造して引き出しにダミーの隠しスペースを一つ。
そしてもう一つ、大切な物を入れるための隠しスペースを蓋の部分につけたのです。
「しかしよく開きましたね。」
マモ「パスワード代わりのあの押し込みかい？簡単さ。ボスかスクアーロどっちかの誕生日だと思ったからね。」
「ありゃりゃ。これは改造が必要そうですね。」
そう、大切な物を入れている隠しスペースには私なりのパスワードを設定しています。
一箇所、カチカチと押し込める仕掛けを作り、ボスの誕生日月を押すんです。
もちろん、音はなりませんよ？
「仕掛け自体は難しくしたつもりですが…二人共さすがですね。」
ス「ゔおぉい、どっちの誕生日にしたんだよ？」
「え、もちろんボスだよ？」
ス「なんでだぁ゛！！」ザ「当たり前だ。」
さて、受け取った報告書ですが。
「うん、全部あります。ボスこれが今回の件の報告書です。」
ザ「…よくやった。」
わしゃわしゃとボスが頭を撫でてきます。
「ありがとうございます！((ニコッ」
ザ「フン。」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月1日 21時
