白ひげとスクアーロ ページ33
白「任務だ？」
その言葉にまた、ジッとスクアーロを見る白ひげ。
ス「あ゛ぁ。さっきも言った通りこの世界に俺達が追っている複数のファミリーが逃げ込んでいる。Aはそいつらのアジトを突き止め壊滅させる。それが今回のアイツの任務だぁ゛。」
ル「ちょっとぉ、そんな事まで言っちゃっていいの？」
少し心配そうに聞くルッスーリア。
そんなルッスーリアをスクアーロは鼻で笑った。
ス「構わねぇ。とくにコイツには話しといた方が後々Aの為だぁ゛。」
白「グララ。言うじゃねぇか小僧。」
ス「誰が小僧だぁ！？それにヴァリアーの任務はヴァリアーが行う！A単独で動かなくちゃならねぇ時に、今回みたいな邪魔が入るのは御免だからなぁ！」
ル「ま、確かに。あのエースって子、番犬みたいだったものねぇ。かわいいわぁ〜♡」
ス「てめぇはその気色悪ぃ動きやめろ！！」
ガツン！とゲンコツを落とす音。
そしてル「痛いじゃない！スクアーロ！」というルッスーリアの声がその部屋に広まった。
ス「いいか！この事は他の誰にも言うんじゃねぇ！！特に！あのイゾウとかいうスケコマシにはなぁ！！」
白「グララララ！なんだ、妹に男が出来んのはそんなに嫌かぁ？」
ス「やかましい！！あんな弱っちぃドカスに俺の妹をやれるか！！」
白「イゾウはそんなに弱くねぇぞ。それになによりAを大事にしてやがる。」
ス「フンッ！どれだけ大事にしていようがいざって時アイツを守れなくちゃ意味がねぇえんだ！！話は以上だ。俺はAの所に行く！」
そう言ってツカツカと歩き出し乱暴に扉を閉めるスクアーロ。
ル「んもう！本当にシスコンなんだから。ごめんなさいねぇ〜、スクアーロったら向こうの世界にいてもあんなだったから。」
白「構わねぇよ。おめぇは行かねぇのか？」
ル「私？私はぁ、エースって子の所にでも行きましょか〜♡本当にいい体してたわ、あの子。私のコレクションに欲しいくらいよぉ〜♡」
白「グラララ！エースもとんでもねぇのに好かれたもんだ！Aはいいのか？ルッスーリア。」
ル「！。えぇ、あの子なら大丈夫よ。打たれ強さもヴァリアー1なんだから！それに、過保護のお兄ちゃんがついてるしねぇ♡」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年6月1日 21時
